大トロっぽくもあり、レバ刺しっぽくもあり... 自販機で買える希少部位「クジラの尾の身」に舌鼓 (2/2ページ)

「ステーキ」は完全に「肉」という感じの見た目で、食感にはかなり弾力がある。哺乳類ではあるがマグロのような魚介類っぽい味わいもありつつ、レバーのような後味だった。すでに味はついているので、そのままで美味しく食べられる。

続いては「ベーコン」だ。脂身の部分と赤身の部分があり、クセのある独特な匂いがする。こちらはからし醤油などで食べるのがオススメらしい。
脂身のほうはかなり脂っぽさとクセが強く、味の好みが分かれそうな印象。葉野菜などと一緒にサラダにして、柑橘系のさっぱりしたドレッシングをかけて食べるといいかもしれない。
赤身部分も独特なクセと風味がある。スルメやアタリメのように噛めば噛むほど味が出てくるので、焼酎や日本酒などと相性がよさそうだ。
「海のレバ刺し」って感じ最後は、クジラの尻尾の付け根にある希少部位、「尾の身」だ。冷蔵庫で解凍したものをそのままカットし、にんにく醤油につけてお刺身でいただく。

醤油につけてパクリと口に入れると、舌の上でトロトロととろけるくらい脂がのっていた。久保さんは「マグロでいう大トロ」と言っていて、確かにそんな印象も受ける。だが、記者はそれよりもっと近いものを知っていた。
......これ、「レバ刺し」だ!
クジラ特有のクセはありながらも、食感といい風味といい、かなりレバ刺しに近い。にんにく醤油も美味しかったが、シンプルにごま油と塩で食べてもいいかもしれない。記者は購入した3点の中ではこれが一番「尾の身」......いや、好みだった。

クジラ自販機では今回食べたもの以外に、刺身やレアステーキで食べる「赤身」や刺身や汁物にして食べる「本革」、ご飯のおかずにぴったりだという「竜田揚げ」、様々な缶詰やクジラ肉入りのラー油などを購入できる。