「心理的安全性のある職場」と「ぬるま湯職場」の決定的な違いとは (2/2ページ)
■心理的安全性の確保のためにリーダーがすべきこと
では、この心理的安全性を自分の職場やチームに確保するために、リーダーやマネジャーは何をすればいいのだろうか。
本書によると、不可欠なのは「構造」と「対話」の二つだという。
構造とは
・ビジョン、ミッション(事業の意味・意義)
・チームが目指す目標
・評価の基準
・仕事の役割分担、ゴール、職務で求められるプロセス
のこと。これらを明確にすることで、仕事というゲームのルールが決まることになる。ルールがわかれば、メンバーはその枠組みの中で思い切ってプレーすることができるわけだ。
また「対話」は「会話」とは似ているようで異なる。会話が単に話すことだとしたら、対話は互いの理解を深め合うための創造的な会話を指す。
相手と意見が違うことが怖かったり、意見が対立したことで関係が悪化するのは、その人のことをよく知らないからだ。相手と異なる意見を率直に言える関係を作るには、日ごろからの「会話」だけでなく、相手を深く知るための「対話」が欠かせないのである。
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「心理的安全性」は、ともするとただの「ぬるま湯」にもなりかねない。それで結果が出るほどビジネスは甘くない。だとしたら、マネジャーやリーダーは、どうチームをまとめ、どこに厳しさを持つべきなのか。
本書では、心理的安全性の本質とその醸成の仕方について解説していく。いうまでもなくそこでのリーダー・マネジャーの役割は大きい。自分がどう振る舞い、何を発信すべきかわからない人は、本書からそのヒントを得ることができるはずだ。
(新刊JP編集部)