日本でもおなじみの言葉「タブー」。実は語源は英語ではないんです (2/2ページ)
英語には同じ意味をもつ単語がなかったので、本来単一の概念であるタブーを「禁止」と「神聖」という二つの概念に分解して理解するようにつとめました。
そして迷信めいたもの、未開人にとっての不浄のもの、原始的な宗教概念のように曲解してしまったのです。
日本でもなんだかおどろおどろしいような場面で使われることが多い気がしますね。
ある村で禁忌を破って呪われるとか、不吉だから生死に関わる言葉を口にしてはならないとか、男女の営みなど隠すべきもので他人が触れてはならないとか、「神聖」「迷信」「穢(けがれ)」のイメージが強い気がしますが、実はそうではなかったのですね。
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