骨学博物館が重要スタッフを雇用するため猫まねき委員会を設立。適任の猫が見つかる

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骨学博物館が重要スタッフを雇用するため猫まねき委員会を設立。適任の猫が見つかる

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 アメリカ、オクラホマ州にある骨学博物館のスタッフたちは、オフィスにペットを迎えた入れたいと考えた。

 博物館には骨がたくさんあるため、犬よりも猫が適していると考えた彼らは、"猫まねき委員会"を立ち上げ、経営陣に猫の迎え入れを説得した。

 そうして許可が下り、彼らはムーア動物保護施設に向かった。いったいどんな猫にすればよいのか?博物館に最適な猫の種類は何なのだろう?

 スタッフらは真剣に考えていたが、悩む必要はなかったようだ。その答えは猫自身が持っていたのだ。

 あっという間に彼らを懐柔し、自ら博物館の猫の座を勝ち取った黒猫は、のちにインディアナ・ボーンズ卿と名付けられることとなる。

・骨の博物館の猫雇用計画、黒猫のアピールで一発で決まる
 ムーア動物保護施設に到着した猫まねき委員会のメンバーは、どの猫を選ぶべきか迷っていたようだが、すでに猫によって仕組まれていたのかもしれない。

 スタッフによると、その黒猫は、スタッフたちの興味を引きつけ、手を触ったり、足にスリスリし、抱っこをされたがり、誰もが彼の愛らしい仕草に夢中になってしまったという。

 スタッフが選んだのではなく、猫の方がスタッフを選んでくれたようだ。彼こそが適任だと判断したスタッフらは、その猫を引き取ることにした。[画像を見る] ・あっという間に博物館になじんだ猫
 黒猫を引き取ることを告げると、保護施設は彼の採用料を免除し、当初の生活に必要なものすべてを提供してくれたという。

 博物館とオフィスでの新生活に戸惑うんじゃないかと心配していたスタッフだが、その猫は、すぐになじみ、くつろぐようになったという。

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 あまりにの適応力の高さと、寛容さにより、彼の名前には“卿(Sir)”がつけられ、インディアナ・ボーンズ卿(略称、インディ)と名付けられた。

 博物館にたくさんある骨に興味を示し、壁に掛かる頭蓋骨に登るなど、自分の限界を試すようなこともあったそうだが、ちょっとお茶目な行動を見つけて、「ノー、サー!」としかるとすぐにやめてくれるそうだ。[画像を見る] ・博物館の館長クラスにのぼりつめたインディ
 今ではインディはどこまでの行動なら許されるのかを理解し、オフィスと博物館を自由に行き来しているという。彼がどこにいるかは、彼の気分と周囲の状況によるところが大きいという。

 スタッフの1人であるグローブ氏はこう語る。
彼は床の象の頭蓋骨の下でくつろぐのが大好きです。ヨガのイベントがあるときは、クラスをリードし、ゲストと一緒にストレッチすることが好きです。

アートクラスや骨のイベントがあるときは、教室にいることが好きです。

日差しが気持ちいい日は、ギフトショップの日当たりの良い場所がお気に入りです。特に社交的な気分のときはチケットカウンターにいて、休息が必要なときはバックオフィスのエリアにいることが好きです


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 インディは週末になると、オフィスが閉まるため、博物館内を自由に散策して楽しんでいるが、スタッフが週末、自分の家に連れて行くこともあるそうだ。

 インディはチームの重要な一員であり、その扱いは館長クラスなので、彼の要望とニーズに常に注意が払われているという。[画像を見る] ・博物館のアイドルキャットに
 インディは見学者に対してもフレンドリーな態度で接するという。注目を浴びることが好きで、撫でてくれる人には積極的にアピールするという。

 博物館を訪れるすべての人々は、インディに会うことが大好きだという。

 彼は当初、オフィスの士気を高めるために迎えられたが、結果的には誰もが彼を見ると喜びを感じる、博物館のマスコットとなった。[画像を見る]  インディアナ・ボーンズ卿の活躍は「Instagram」で見ることができるので要チェックなのだ。

References:Museum Forms 'Kitty Committee' To Hire Very Important Staff Member - The Dodo / written by parumo



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