親友を失い悲しみに暮れていたヤギが七面鳥と出会い、深い友情を築くまでの物語 (2/5ページ)
唯一にして最愛の姉妹を失ったブランカは、失意に暮れた。
心身ともに頼れる存在を、永遠に失ってしまったのだ。
保護区の創設者ティファニー・パルタウフさんは、SNSで2匹のヤギの強い絆をこのように綴っていた。
ベティとブランカは私たちが初めて保護したヤギで、2匹の絆はとても強いものでした。だから、そのうちの1匹を失うことになれば、残された1匹はどうなるのだろうという不安がいつもありました。[画像を見る] ・新たに保護された七面鳥がブランカに興味を示す
5年後、ベティを亡くして以来、ブランカは案の定、激しく落ち込むようになり、保護区内の他のヤギや羊たちに心を許すことはありませんでした。
食欲も失い、生きる気力すら失っていたブランカをスタッフたちは心配していたが、そんな中、七面鳥のレニーが保護区の仲間に加わった。
レニーはベティが亡くなってしばらく経ったクリスマスの時期に救助され、ここに保護されることになったのだ。
パルタウフさんは、レニーが保護区にいる他の七面鳥たちと絆を深めてくれることを期待していたが、レニーが真っ先に興味を示したのは、ほかならぬブランカだった。
レニーはブランカに対する興味が日に日に強くなっていったようで、毎日のようにブランカのいる場所に訪れては、じっと見つめる。
するとついに、ブランカの方もレニーに興味を示し始めたのだ。[画像を見る] ・徐々に距離を縮めながら、心と心を通い合わせていく
施設のパルタウフさんは、両者がどうなるかをやさしく見守ることにした。
両者の中で何か通じ合うものがあったのかもしれない。