東京・日野市の小学校調理実習で20人が食中毒 保健所は「ジャガイモのソラニン類が原因」 (2/2ページ)
このソラニン類を、大量に含んだ部分を除去せずに摂取すると、食中毒を引き起こすことがあるのだ。
食中毒発症の数値を検出今回残ったジャガイモを、東京都健康安全研究センターが検査したところ、ゆでたジャガイモの皮から830mg/kg、ゆでたジャガイモの中身から163mg/kgのソラニン類を検出。
なお、子どもは15.6~40mgのソラニン類を摂取すると、食中毒を発症すると考えられている。
今回の調理実習で、児童が食べたジャガイモの平均は100g。
中身だけを食べた児童でも、食中毒を発症する数値に達していたと、保健所はみている。
なお、皮ごと食べた児童もいたという。
今回、食中毒を発症した20人は、いずれも軽症で全員回復している。
冷暗所に保管ソラニン類の食中毒を防ぐには、まず芽が出ていたり、皮が緑色に変色したジャガイモを買わないこと。
食品監視課は、トレンドニュースキャスターの取材に「ジャガイモは暗くて通気性がよい場所に保管。また、芽や皮はあらかじめ取り除き調理すること」。
「特に緑化した部分は、厚くむき取ることが大事」と述べた。