宇宙人とのファーストコンタクトは、公表されるまでに「数週間、数カ月」かかる!? (2/3ページ)

リアルライブ



 「他の望遠鏡を使う理由は、異なる場所から局所的な干渉を除外できるからです。私たちの電子機器の問題を除外するために異なる感度の電子機器でデータを処理し、信号のスタイルに関する追加情報を得ることができます」

 「しかし、その後もさらにチェックが必要です。謎の信号を受けたその時点から論文を書き、査読を受け、信号の真の性質に基づいて追加のプロトコルが制定されるでしょう」とTremblay博士は説明する。

 なお、このプロセスは理論的には、科学的厳密性を確保するために数週間から数カ月かかると思われるとのこと。

 これらの全てのプロセスが終了すると「一般市民、科学界、国連事務総長に完全かつオープンな形で」結果を報告しなければならないとSETIの規則では定められているそうだ。

 また、現実的には一般市民に公表する前に政府や軍事当局に発表の事前通告がなされるとのこと。
 宇宙人との接触が確認された場合、社会に与える影響は甚大であり、何が起きるかは実質的に予測不可能だという。

 バチカン天文台の主任天文学者であるガブリエル・フネス氏は、過去に「カトリック教会は地球外からの訪問者を温かく迎える」だろうと述べているが、世界の主要宗教はおそらく大きく見直されることになると推測されている。

 また世界各国の政府も、互いに協力する方法を見つける必要があるが、国連宇宙部事務局のニクラス・ヘドマン事務局長は「現在のところ、人類が地球外知的生命体との遭遇をどのように扱うかを決めた国際協定やメカニズムは存在しない」と明らかにしている。

 実際に地球外知的生命体の存在が確認された場合、世界的な混乱が起きる可能性も想定されている。

 「COSMICのようなシステムのおかげで検索能力が向上しているので、私が生きている間に何かしらの地球外知的生命体の痕跡が見つかるといいですね」とTremblay博士は語っている。

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
「宇宙人とのファーストコンタクトは、公表されるまでに「数週間、数カ月」かかる!?」のページです。デイリーニュースオンラインは、エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る