凄惨な事件の裏にある「なぜ?」2名殺害・銃乱射18歳自衛隊候補生の孤独な素顔とは (2/2ページ)

日刊大衆

2階の窓には破れかけたレースのカーテンが引かれており、人の気配はない。外猫として飼っているのか、数匹の猫が我が物顔で敷地周辺を歩くのみだ。

 建物は相当、年季が入っており、外壁の一部が色褪せて変色していた。庭に目をやると、雑草が生い茂り、ブロック塀の隙間から勢いよく飛び出しているほどだ。

「子どもたちは6人だったか、とにかく大勢いましたね。でも、小学校の集団登校にも入っていなくて、近所づきあいはほとんどありません。月に1回、お知らせを全戸に配っているけど、あの家は郵便受も表札もない。だから、猫がよく入っていた箱の上に、配布物を置いていましたよ」(前同)

 住民の大半が顔見知りという集落で、容疑者一家は浮いた存在だったという。

「父親は長い髪をポニーテールのように結んで、トラックの運転手をやっていた。堤防近くにトラックを停めてあって、朝に弁当を手に歩く姿や、逆に夕方、帰宅する姿をよく見ました。でも、話したことはないです。奥さんは、車でよく子どもの保育園の送り迎えや大家族の買い物をしたりして、主婦業をやっているように見えましたけどね」(別の近隣住民)

 事件を起こした候補生のAの姿も時折、見かけたという。

「越してきた当初はちっちゃくてね。挨拶もしてくれました。車が通る家の前の細い道で遊んでいたので“危ないよ”と注意したこともあったけど、次第に話すこともなくなりました。姿が見えない時期もあったけど、去年は自転車通学をしていた高校生の彼が、週2回のゴミ出しをしていました」(前同)

 現在発売中の『週刊大衆』7月10日号では、射撃訓練場で起きた悲劇の背景も解説している。

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