かえるはずのない無精卵をあたため続けていたフクロウ、孤児のヒナが託され深い絆で結ばれる (1/3ページ)

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かえるはずのない無精卵をあたため続けていたフクロウ、孤児のヒナが託され深い絆で結ばれる
かえるはずのない無精卵をあたため続けていたフクロウ、孤児のヒナが託され深い絆で結ばれる

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 鳥たちの卵を孵化させ子育てをしたいという本能はとても強い。前回、石を卵と思って温め続けていたオスのハクトウワシに、孤児のヒナを託したところ、熱心にお世話をするようになったという話をお伝えしたが、今回はフクロウの話だ。

 アメリカの野生動物保護施設で暮らしているスニッカーズというメスのフクロウは、毎年、子育ての季節になると卵を産むのだが、パートナーがいないため無精卵となってしまう。

 そうとは知らず、孵るはずのない卵を一生懸命温め続けている。

 ちょうどその時、近くの農場で孤児になった生まれたばかりのフクロウのヒナがこの施設に保護された。幼いヒナには母親が必要だ。その白羽の矢が立ったのがスニッカーズである。

・孵るはずのない無精卵を暖め続けるフクロウのメス
 アリゾナ州の野生動物保護施設「リバティ ワイルドライフ」には、メスのフクロウ、スニッカーズが暮らしている。

 毎年繁殖の時期になると、スニッカーズの母性本能が働き始める。卵を受精させるパートナーがいないと無精卵となり、卵が孵化することはない。にもかかわらず、スニッカーズは熱心に、慎重に、卵の世話をして孵化を心待ちにしてた。

 その最中、施設に生後数日しか経っていない 2 羽の孤児のフクロウのヒナが保護された。スタッフは、彼らの世話をするために、経験豊富で思いやりのある母親が身近にいることを知っていた。

 そう、スニッカーズである。
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