「串カツと音楽で気分アゲアゲに!」安藤八主博「串カツを揚げるソウルシンガーの巻」珍談案内人・吉村智樹のこの人、どエライことになってます! (2/2ページ)
お笑い芸人時代は“天才”との評価も…
奇特なのは店名の由来だけではない。彼の人生も、なかなか味わい深いのだ。
高校時代は野球部。「芸人になりたい」という部活の先輩の誘いで吉本興業の養成所NSCに入学。『頸動脈』というコンビを組んだが解散し、『あんどう鰐』の名でピン芸人として活動を始めた。同期には千原兄弟がおり、千原ジュニアは現在も「あの頃、天才が2人いた。一人はチャンス大城。もう一人は、あんどう鰐」と公言している。
そんな千原兄弟にトーナメントで敗れ、3年で芸人を引退。バイトしていたラーメン店でバンドを結成し、現在に至るという。
「お笑いも、音楽も、串カツも、お客さんに“楽しんでもらいたい”という気持ちは一貫しています。お客さんが笑ってくれたり、踊ってくれたり、おいしいと言ってくれたら、それが、ほんまにうれしいんです」
8月20日(日)、東京・杉並のTOP BEAT CLUBでの公演を皮切りに、30周年記念ツアーがスタートするザ・たこさん。圧巻のソウルミュージックをガリッとかじって、アガりまくってもらいたい。
よしむら・ともき「関西ネタ」を取材しまくるフリーライター&放送作家。路上観察歴30年。オモロイ物、ヘンな物や話には目がない。著書に『VOW やねん』(宝島社)『ジワジワ来る関西』(扶桑社)など