新しい薬は本当に安全なのか? 現役医師が注意点を解説 (2/2ページ)
子どもも、小さな大人ではなく、独特の体の機能があるため、若い成人とは違ったお薬の効果や副作用が出ることがある。
体重も少ないため、投与量も大人に比べて当然少ない量を投与しなければならない。
市販されてからも調査が続く新しい薬は、市販前には投与されていなかった患者にも、市販後には処方されるためさまざまな方に用いられることになる。
この際、実際の臨床現場で、新たに認知される副作用が出てくる可能性が十分にある。
そのような悪いイベントを早く察知するため、新しい薬が販売されてから半年間は、製薬会社も特に注意して副作用に注意するのだ。
新しい薬に飛びつくと…新しい薬が販売されると、ついつい使ってみたくなりがちだ。
特に困っている患者にとっては、嬉しいニュースであろう。
しかしその一方で、必ず安全が保障されているわけではないということに注意が必要だ。
医師としっかり相談しながら用いるようにしよう。
執筆者:あやたい
医療制度や医療職・医療現場が抱えるさまざまな問題について考える医師。
日々変わっていく医療現場から生の声や、日常に役立つ医療知識を発信したいという思いで執筆。