「人間の本能」が投資の邪魔をする? 投資で初心者が一喜一憂してしまうワケ (2/2ページ)
「失いたくない」という感情が強くなればなるほど、「売却する=投資をやめてしまう」という合理的でない行動をとってしまうわけです。
このように、人間の本能のままに投資をすると、淡々と投資を続けることは難しいのです。短いスパンで株を安く買い高く売るのが投資、と思われる方もいると思いますが、それは金融のプロであっても至難の業です。細かい波に一喜一憂して売り買いの選択をしてしまうと、未来にやってくるはずのもっと大きな波を逃してしまいます。大切なことは、感情に左右されずに淡々と、長く投資を続けることです。
一喜一憂せずに長く続けるには、人間の本能を知り、経験を積むしかありません。本を読んで勉強することも大事ですが、投資の場合は、自分の感情の動きを知る経験がものをいいます。投資の年数が1年、2年と積み重なっていくと、細かい波は繰り返すということがだんだんわかってくるからです。いずれ「またこの波がきたな」と動じなくなっていきます。ですが、そこまで来るのは、実は大変なことなので最初が肝心です。波の上下が気にならない程度の少額から積み立て、投資の経験を積み重ねていくこともよいでしょう。
まずは1年続ける、などと目標を決めることも一案です。投資を始めたばかりの時の一喜一憂は、誰にでもあることです。迷ったときは長く続けた人の成果を見るなど、「思いとどまる」すべをいくつか身に着けておくとよいでしょう。