「社会が作ったルールを世界そのものだと思わないで」セルフラブガイド・Mutsumi Leeさんと考える自分と世界の愛し方 (3/6ページ)
ウェルネス関係のイベントの企画プロデュースやセミナー活動、それに『SELF LOVE CARD』を始めとするプロダクトの開発などを行っています。ロサンゼルスで立ち上がったチームですが、現在は日本向けに活動を行っていて、去年は「SELF LOVE FES」をラフォーレ原宿とミヤシタパークで2回開催しました。
――『SELF LOVE CARD』は、どのようなプロダクトなのでしょうか?
カードには自身を見つめる質問が書いてあるので、ご自身のタイミングでそのカードを引き、質問と向き合います。質問が書いてあるけれど、目的は質問に対し「答えを出すこと」ではありません。普段は聞かれないような深い質問と向き合ってみると、答えは簡単に出ないと思います。
けれど『SELF LOVE CARD』で自身に問いかけを続けていくと、自分自身を深く知るきっかけを得ることができるんです。カードを使うと、まずは自分がどれだけ、自分の気持ちを理解できていないのかを知ることになると思います。
――私たちは、実は自分のことをよく知らない……そういうことなのでしょうか?
私自身、自分が「なぜ」自己承認をできていないのか、本当に長い間気づけずにいました。自分を受け入れるためにまず必要なのは、本当の自分を知ることなんです。
みなさん、悩みごとがあった時に「自己啓発」をしますよね。落ち込んだ時、理想の自分に近づくために新しい活動を始めようとする。でも、傷が回復していないうちに新しいことを初めて、より苦しくなってしまった経験がある人もいるのでないでしょうか。
傷ついている今の自分を受け入れるために必要なのは、努力して新しいスキルを身につけることではないんです。自分が何を心地よく感じ、何に悲しみを覚えるのかを「自己潜水」を通して知ることなんです。
――自信をつけようと自己啓発本を読んだのに、啓発をうまく活かせず「自分はダメだ」と余計に傷つく、というのはよくある話ですよね。