ガソリンは9月末まで価格アップ! 銭湯も!カレーやカップ麺、日本酒も!真夏の「値上げ」庶民殺しカレンダー
日本列島を襲う値上げの波は、収まる気配がない。
「国民生活に影響が大きいガソリンが、高騰し続けています。レギュラーガソリンの全国平均価格は、5週連続で値上がりし、170円台に達しました。昨年9月以来、9か月ぶりです」(経済誌記者)
国際的な原油価格は、ロシアのウクライナ侵攻後、昨年6月頃をピークに大幅に下落。にもかかわらず、ガソリン価格が下がらない理由を、経済評論家の加谷珪一氏はこう言う。
「最大の理由は、政府が石油元売り企業に支給してきた“ガソリン補助金”を、6月から段階的に打ち切っているからです。補助金は9月末で終了します」
9月末まで2週間ごとに、補助金が1割ずつ減らされるため、原油価格次第では、リッター200円近くになるという試算も……。
■マクドナルドも一部店舗で
値上げの大波は、胃袋に直結する外食にも大きな影響を与えている。
「日本マクドナルドは、7月19日から、一部店舗で値上げを発表。『ビッグマック』は450円から500円に、『マックフライポテトMサイズ』は330円から370円になります」(業界紙記者)
値上げを東京、大阪など都市部の店舗に限った点も、波紋を広げている。
「外食産業では、原材料費や人件費の高騰で値上げは必須ですが、お客さんが減るのも避けたい。苦肉の策として、地方より相対的に給料が高い都心部を中心に、値上げを敢行したんです。地方では正社員でも年収200万円台という例が多く、わずかな値上げでもダメージが大きいですからね」(前出の加谷氏)
■食料品も価格上昇
食料品も価格の上昇が続いている。
「すでに6月から、『カップヌードル』(日清食品)が231円から254円に、『赤いきつね』(東洋水産)が231円から254円になるなど、カップ麺が値上げされた。カップヌードルは、22年5月まで208円でしたから、1年あまりで50円近く値上がりした計算です」(前出の業界紙記者)
また、庶民の胃袋の味方であるパンも、「7月1日から、山崎製パンは『ロイヤルブレッド』など食パンを平均7.6%、『高級つぶあん』など菓子パンを平均6.8%値上げします」(前同)
■ウイスキーのお楽しみが…
蒸し暑い夜の“一杯の楽しみ”にも、大打撃が。
「7月1日から、サントリーはウイスキーを値上げすると発表。『角瓶』(700ミリリットル)は、1749円から2101円になります。
また、10月1日から、日本酒メーカー各社が値上げを発表。『日本盛 上撰 1.8リットル瓶』(日本盛)は2198円から2236円に、『金印 1.8リットル瓶』(黄桜)は1893円から1919円になります」(同)
■一番のポイントは円安
終わりの見えない値上げの荒波はいつまで続くのか。
「一番のポイントは円安です。現在1ドル=140円ほどで、こうした円安が続くと、物価高騰が常態化する恐れがあります」(加谷氏)
インフレ政策という名目の庶民イジメは、まだまだ続きそうだ。
■まだある値上げカレンダー
7/1~カレールー ヱスビー食品は『ゴールデンカレー』(198g)を366円→415円に値上げ。
7/1~銭湯 東京都内の銭湯の入浴料金が大人500円→520円に。3年連続の値上げになる。
7/5~長崎ちゃんぽん リンガーハットは都心部など一部店舗の『長崎ちゃんぽん』を740円→750円に。
7/14~映画 ユナイテッド・シネマは、映画料金を一般1900円→2000円に値上げ。
8/1~シーチキン缶 はごろもフーズは『シーチキンマイルドEO』(70g)を199円→226円に値上げ。
9/1~ヤクルト ヤクルトは『Newヤクルト』(5本パック)を216円→259円に値上げ。