三遊亭好楽76歳インタビュー「コロナ禍の笑点はどうだった?」「新メンバーへかけた激励は?」元気の秘訣を語る! (2/3ページ)
番組が長く続いているのは、出演者のチームワークがいいからですね。画面では、誰かが口を開くと、周りもアレコレ言っているように見えるかもしれません。
でも実際は、しゃべっている人に言葉を絶対にかぶせないようにしているんです。そういったマナーは、みんな守っていますね。
ーーあうんの呼吸で大喜利を盛り上げるメンバーだが、番組のキャラと現実は異なるという。
たとえば、木久扇兄さんは与太郎(ばかもの)どころか、電車に乗ると本ばかり読んでいる。文才もあって、めちゃくちゃ頭がいい。
女にしか興味のないような小遊三は、ふしだらなことのないマジメ人間。みんな勉強熱心で、いい加減なのは……あたしだけ。ハハハッ。
■コロナ禍での『笑点』
ーーこの3年半のコロナ禍が、落語界に与えた影響は大きかった。
『笑点』では仕事がない“暇人”だけど、あたしだけじゃなくて、落語家みんなが暇になっちゃいましたからね(笑)。
空いた時間で、弟子にお題を出して、川柳を作らせたりしましたね。金賞、銀賞……を設けて、面白い答えを出した弟子に賞金をあげたりね。
ーーコロナ禍では『笑点』にも変化があった。
緊急事態宣言のときは、自宅にカメラを置いて「リモート大喜利」なんてやっていましたね。でも、デジタル機器が苦手な面々だから、誰かがつながらないとか、トラブルばっかり。
やっと始まったのに、誰かの家で「ピンポ〜ン、宅配便です」って、本人が荷物を取りに行ったりしてね。それはそれで、面白かったですよ。