びっくり、仏像の起源はなんとギリシャ彫刻だった?!元々仏教には仏像がなかった (2/2ページ)

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アレクサンダー大王が生まれたペラの位置(Wikipediaより)

バクトリアの位置(Wikipediaより)

金剛力士像はヘラクレス⁉

レルネーのヒュドラと戦うヘーラクレース(Wikipediaより)

法隆寺の金剛力士像(Wikipediaより)

当たり前ですが、仏像はその地の民族に段々と似せて作られるようになります。その方が親和性があるからですね。ですので仏像は中国を経由すると中国風の容貌に変化し、そして日本に伝来したというわけです。

ちなみに仏像は木造のイメージが強いかもしれませんが本来はそうではなく、大陸では石仏・青銅仏が多く作られています。日本へは運搬に便利であること・国内に木材が豊富なことから、模造も木仏が自然と主流になったようです。

そして金剛力士像のモデルはギリシャ・ローマ彫刻のヘラクレスを模したものが原型となっている説も。ヘラクレスはギリシャ神話の英雄。手に持っていた棍棒は金剛杵へ、ライオンの毛皮は甲冑の意匠へと原形を残しています。ガンダーラ地方では仏像の横にヘラクレス像が彫られた石の壁画も残されているそうです。

アレクサンダー大王がバクトリアに残した息子の名も、神話にあやかって「ヘラクレス」。なにやら因果を感じずにはいられません。

そのヘラクレスが日本人におなじみの金剛力士像として目の前にあるというのも、不思議なものですね。

参考:『森の日本史』(岩波ジュニア新書)『仏像なんでも辞典』(理論社)

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