発売数カ月で話題に! 冷感グッズの新定番「アイスリング」が“バズった”ワケ (3/4ページ)
この時点で類似品が出てくると分かっていたので、いかに『アイスリング』が本家かを伝えるために、まずはブランド化を提案して実行しました。
ロゴをキャッチーなものに刷新し、全てのクリエイティブに入れ込んでいくこと、あとはウェブサイトの作り込みや、あえて説明せずとも『この丸いのは一体なに?』という興味から『アイスリング』を知っていただけるような動画を作成しました。さらにバリエーションも増えたことから、プロモーションにも力を入れたのが二年目です」
二年目ではテレビなどで取り上げられ、その影響力の強さを実感したと話す藤井さん。どのような影響があったか聞いてみると、驚きの答えが返ってきました。
「翌日の売り上げが変動したり、私たちが目標としていたスポーツ系やフェス、キャラクターとのコラボ、ヒット商品に選ばれるなどの事柄が全部達成できたりしたんです。
スポーツ系だと、ヴィッセル神戸さんの別注商品を作らせていただいたり、『TREASURE05X(トレジャー)』というフェスで別注商品を売らせていただいたり、一年の最後には日経トレンディのヒット商品で3位に選ばれるなど、テレビの力はやっぱりすごいなって思いました」
さまざまなアクションから子どもやママに限らず、多くの人からの認知を獲得した二年目では、今までになかった購入者からの意外な使用方法も届いたのだそうです。
「介護士さんからは入浴介助に使えるというお声がありました。暑くて閉めきった場所で介助対象者の体を支えながら洗うため、電気を使用できない環境だからこそ『アイスリング』が役に立っているといったお声や、アラフィフ世代からは更年期の症状のホットフラッシュの時に使えるといったこれまでのターゲット層でない方からレビューをいただけたことがうれしかったです」
その他にもお年寄りからは体調管理や温度管理のためにも使用しているという声があったと話してくれた藤井さん。そんな幅広い年代から支持される「アイスリング」ですが、若年層への定着が今後の課題になっているのだそうです。