生理痛ってどれくらいのレベルで病院に行くべき? 産婦人科のイキドキ (2/3ページ)

マイナビウーマン

一つは10代の場合は生理が始まってから長い期間が経っていないため、子宮の入り口が狭く血液が通る時に子宮が収縮し、痛みが強くなってしまっているということ。そしてもう一つが将来「子宮内膜症」のリスクを持っている人たちが若い頃から痛みが出ているということです。判断には子宮等の診察が必要となりますが、相談者は性交渉未経験ということもあり、「はじめての産婦人科では緊張されていると思いますし、無理しなくて良いですよ」と尾西先生は患者の意思を尊重。この日は子宮等の診察はしないことになりました。患者に寄り添い、その人に合う提案をしてくれます。

「ただ、痛みを取る必要はあり、万が一子宮内膜症の可能性が潜んでいたとしても若いうちから治療していれば不妊にならずに済むこともあります。それを踏まえ、治療方法を考えていきましょう」と、尾西先生。まず、「痛み止め」は痛みの物質ができるのを止めてくれるものなので、痛みの物質が多くできた後に飲むと、効きにくくなってしまうそう! そのため、「痛いかな」と思った初期段階で飲むのが大切と、教えてくれました。

痛み止めだけでは治らない場合は、生理の量を少なくしたり生理の回数を減らしたりできる「ピル」や、即効性があり痛み止めと併用できる「漢方薬」などで治療。母親から「ピルは副作用があると聞いたことがあるのですが……」と質問されると、尾西先生は「ピルを飲むと、血が固まりやすくなる血栓症のリスクが何も飲まない人よりも少し上がります。ただ、女性は妊娠や出産をすると血栓症のリスクが大きく上がります。それに比べると、ピルを飲んで血栓症になるリスクは1/6と言われているので、ものすごい低い確率ではあります。また、子宮内膜症のリスクを下げるというのもピルのメリットです」と、きちんと副作用やメリットを説明し、それを踏まえた上でピルを飲む価値があるか、相談者に伝えました。

■閉経する50歳の前後5年が更年期。更年期障害のお悩み相談

次の相談者はそれまで生理が安定していたのに乱れ、更年期障害が気になっているという48歳の女性。「周期が乱れ4カ月ぶりに来たと思ったらごく少量かつ5日で終わり、落ち込みや鬱々もあり、更年期に入った特徴なのかどうか知りたい」というのが、受診の理由です。

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