「Sony Park Mini 夏の3部作」第3弾は「お化け屋敷」 音だけで恐怖できる涼しくなれる体感お化け屋敷 (2/4ページ)

ゴゴ通信


おばけやしき Mini ・シナリオを手がけた夜馬裕「真っ暗という制約があった方が作りやすい」

今回はシナリオを手がけた怪談師で作家の夜馬裕氏と音と振動による体験デザインを担当したソニーPCL株式会社 クリエイティブ部門 クリエイティブマネジメント室 綱島洋氏の2名にお話を伺った。

記者 今回暗闇でまたあまり広くない空間を使った体験に対するシナリオ作りとなりましたが、苦労した点などありましたでしょうか。
夜馬裕 まず今回の場所が地下駐車場内にあることから、駐車場にちなんだ内容にしました。また、音と振動だけでの体験ということだったのですが、事前に振動を体験した時、車の動き(振動)がすごくリアルだったので、車を入れたいなと思いました。ただ冒頭真っ暗な状態からストーリーを始める必要があったので、目が覚めて、そのあとどうやって車を走らせるかを考えました。制約はあるんですけど、全くない方が結構作りづらいので、制約がある方がやりやすかったです。

・「128個のスピーカーが使われている」

記者 次に音響について伺いたいのですが、例えば音も、いろんな方向から聞こえる音を、 部分部分取らなくちゃいけなかったとか、そういったこだわりとかってあったのでしょうか。
綱島 「波面合成技術」という、音の波の速度を制御して合成する技術を使うことで、立体的な音場を再現しています。通常は、音が反響して合成の邪魔をしてしまうのでそれをどう抑えるかが課題で吸音材を使って防ぐのですが、今回テストしてみたら、反響があるのもお化け屋敷らしくて良いなとなりました。怖さを演出することが出来ました。

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