香川照之こと中車 、市川猿之助の事件に続いて…御曹司・尾上菊之助も不倫スキャンダル!歌舞伎界を襲う「負の連鎖」とその元凶

日刊大衆

香川照之
香川照之

「歌舞伎界は今、大ピンチですよ。ただでさえ、コロナ禍で客足が遠のき、歌舞伎座の客席が埋まらない中、梨園を背負って立つ役者たちにスキャンダルが続出。まさに“負の連鎖”ですよ……」

 歌舞伎の興行を取り仕切る松竹の関係者が、そう嘆くのも無理はない。

「昨年は市川中車こと、香川照之(57)が、銀座のホステスへのセクハラを報じられ、テレビやCMの出演がなくなりました。今年5月には、従弟にあたる市川猿之助(47)が、スキャンダル記事が出ることに悩み、一家心中を図った。母親と、父親の段四郎さんは帰らぬ人となり、猿之助は逮捕されました」(女性誌記者)

 7月31日、猿之助被告は500万円の保釈保証金を納付し、保釈された。

「警視庁の取り調べに、猿之助被告は“睡眠導入剤をすり潰し、水に溶かして両親に飲ませた”と、容疑を認める供述をしています。当初は嘱託殺人罪による実刑もありうると見られていましたが、自殺幇助の罪で起訴されたので、執行猶予がつく可能性が高い。公判は10月頃に開始の予定です」(全国紙社会部記者)

■市川團十郎の人気に陰り

 そもそも近年の歌舞伎界では、「客を呼べるのは猿之助と市川團十郎(45)だけ」と言われていた。

「5〜7月の公演では中車や、その息子の團子(19)らが代役を務めて、しのいだ。ただ、演出家、脚色家としても超一流の猿之助の代わりを務める人材は、育っていません」(梨園関係者)

 一方、團十郎も人気に陰りが出ているという。

「今年1月の新橋演舞場公演は、ジャニーズ事務所の『Snow Man』の宮舘涼太を客演に招いて、なんとか満員にできた。また、息子の市川新之助(10)や娘の市川ぼたん(12)を舞台に上げていることに、口さがない連中からは“子ども頼み”と、皮肉の声も聞こえてきます」(前同)

 さらに、ここにきて、尾上菊之助(46)の不倫スキャンダルが報じられたのだ。

■19歳年下の日本舞踏家の女性と

「7月20日深夜、菊之助が19歳年下の日本舞踊家の女性と、公演先の大阪のホテルで密会していたと『週刊文春』が報じました」(同)

 菊之助は、人間国宝の尾上菊五郎(80)を父に、女優の富司純子(77)を母に持つ、梨園の御曹司。危機に瀕する歌舞伎界を背負う最後の切り札なのだが……。

「梨園では、 “色恋は芸の肥やし”などと言われ、女性問題は大目に見られてきたし、歌舞伎役者たちも、それに甘えて好き勝手にやってきたのが、すべての元凶ですよ。今は不倫や女性トラブルを許してくれない時代。新たなファンの獲得が至上命題である以上、そうした“時代の空気”に歌舞伎役者たちも敏感にならざるをえないでしょうね」(前出の松竹関係者)

■寺島しのぶが“梨園のジャンヌダルク”に

 前途多難な歌舞伎人気の回復。だが、新たな光明も見えているという。

「菊之助の姉・寺島しのぶ(50)が、この10月、歌舞伎座で予定されている『文七元結』に出演するんです。93年に当時16歳の松たか子が出演したことはあるが、成人した女優が歌舞伎座の舞台に立つのはほとんど前例がない快挙です」(前同)

「男に生まれたかった」と公言するほど、歌舞伎に対して、愛憎半ばする深い思いを持つ寺島。近年は息子の尾上眞秀(10)を歌舞伎役者にすべく、奮闘する姿が話題になった。

「寺島しのぶが女人禁制に等しかった舞台で、どんな演技をするのか。ファンだけでなく、舞台関係者も楽しみでしょうし、新しい客層を開拓することにもなると思います」(芸能レポーターの川内天子氏)

 “梨園のジャンヌダルク”が歌舞伎界を救う?

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