史上初、宇宙初期のブラックホールの「種」が存在した証拠を発見 (3/4ページ)

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 その正体は「活動銀河核」の一種で、巨大なブラックホールが周囲の物質を飲み込むことで激しいエネルギーが放たれているのだと考えられている。

 ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのアコス・ボグダン氏らのチームが、UHZ1銀河のクエーサーを調べたところ、そこから放たれているX線が太陽質量の4000万倍のブラックホールが放つものに相当することが判明。

 さらにジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡がとらえた光から推定された質量も、それを裏付けていた。

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 こうした特徴は、アウトサイズ・ブラックホール銀河から理論上予測されるものとピッタリ一致している。

 このことから、研究チームはUHZ1銀河は史上初めて発見されたアウトサイズ・ブラックホール銀河だろうと主張している。

 これが本当だとすれば、宇宙初期に直接崩壊で重いブラックホールの種が形成されたことを示す強力な証拠がついに発見されたことになるのだそうだ。

 この研究の査読前論文は現在『arXiv』(2023年8月4日投稿)で閲覧できる。
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