「T-BOLAN LIVE TOUR 2023-2024 “SINGLES” ~波紋~」全国ツアー・スタート!!“最初で最後”のシングル・ベストツアー開幕! (3/7ページ)
マスタリングを終えて納品直前、プロデューサーがプレス工場への出荷を中止。あらためてセカンドシングルとして発売することを決定。そして発売後に大阪の有線放送で火がつき、一年以上のロングヒットに繋がったのだ。
それが今、誰もが愛する曲になったのだ。この曲は会場で是非歌ってほしい。
5枚目のシングル「じれったい愛」は、当時プロデューサーとの打合せを「じれったい」気持ちで待っていた森友が、会議室のギター1本で急遽デモを作り上げた曲。
この曲は初のシングルチャートベスト10入りし、バンドの勢いそのままの仕上がり、そして結果に繋がっている。
ミリオンセラーを記録したシングル「Bye For Now」。この曲は信頼していたスタッフから、夢のために仕事を辞めて海外に旅立つことを告白され、そのスタッフのために制作。「for now」は「今だけは」という意味があり、「永遠の別れではない、夢がかなったらまた会えるさ」とスタッフの背中を後押しする森友の優しさが込められた楽曲である。
この日のライブでは、次々と会場全体が歌えるヒットシングルが惜しげもなく連続披露され、「次は何の曲?」「このイントロは!?」「エ?これ何の曲のイントロ…」と、期待通りだったり、予想以上だったり、ツアー初日にもかかわらず完成度の高いライブに目を離せない空間が展開されていた。
シングルのイントロに忠実な曲、その真逆にピアノのみのシンプルな演奏で披露される曲。そんな曲は一瞬たりとも聴き逃すまいと前のめりになる観客に、森友の優しい歌声が響く。
今、リアルタイムを生きるT-BOLANが90年代の曲をライブする。これからライブを見る人は、期待以上の一夜になると確信してツアーに参加してほしい。リアルの森友は歌えることの喜びを全身で体現し、90年代の歌を、あの時以上に自由に歌い上げる。その歌が僕らの心に深く突き刺さるのだ。
曲のエピソードをもう少し。1994年8月リリース、アコースティックアレンジを施したコンセプトアルバム「夏の終わりにⅡ」に収録された「マリア」。この曲は同年9月にシングル用にリアレンジ。