青森県平川市ではお盆の時期に「墓踊り」をするらしい 一体どんな踊りなの?市役所に聞いてみた (2/3ページ)
その後、お墓を1軒ずつ回る。今度は線香をあげて拝むのだという。一般的なお墓参りと同様だ。

広船地区の墓踊りは朝8時にスタートして、午前中いっぱい実施。張り紙にあった「外川家より」というのは、外川家のお墓が集合している区画から墓踊りを行うという意味だ。
それにしても、なぜこんな文化があるのだろうか。記者は22日、平川市教育委員会にも取材した。
お盆時期に行う「獅子踊」同市教育委員会の職員によると、墓踊りは津軽地方の民俗芸能「獅子踊(ししおどり)」の1種。江戸時代にお盆の時期の祖霊崇拝を目的に始まったとされる。
平川市広船地区の獅子踊は、「オカシ」と呼ばれる翁の面をした先導役と、3頭の獅子役、笛・太鼓・手平鉦を持つ数人のはやし方で行われる。

春の「獅子おこし」から冬の直前の「獅子おさめ」まで地区の節目の時に行われていて、お盆の時期に行われるものを「墓踊り」と呼ぶそうだ。
獅子踊と聞いて、埼玉県民の記者は獅子舞を連想したのだが、「獅子踊は、獅子舞とは異なるものです」と教育委員会の職員。
「『獅子舞』は、権現様と称する獅子頭を被り、1人ないし2人一組で口を開閉する動作を取り入れた踊りであり、1人立、2人立獅子ともいわれ、青森県では県南地方(旧南部領)に多くみられます。