1リットル200円時代に負けない!プロが教える「ガソリン節約」の裏技7!9月末補助金打ち切りでさらに!燃費アップには…

日刊大衆

写真はイメージです
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 ガソリン代の暴騰が止まらない。

「ウクライナ戦争を機に原油価格が上昇したのに乗じて、産油国で作るOPECプラスが減産政策を強行。原油は枯渇しているわけではなく、ジャブジャブあふれています。値上がりしたのは政治的理由。戦略物資ゆえ、日本のような資源小国は影響をモロに受けます」(全国紙国際部記者)

 燃料代の高騰が景気回復の妨げになると考えた日本政府は、これまで石油販売業者に補助金を支給。原油価格を160円台後半に抑えてきたのだが、9月末での打ち切りが決定している。

「先物市場で原油価格が落ち着いてきたためですが、これは時期尚早。そもそも、リッター170円でも高すぎますよ」(経済誌記者)

■補助金を段階的に縮減

 ところが、9月末の廃止を前に経済産業省は、補助金の段階的な縮減を始めており、早くもガソリン価格に影響が出ている。

「高速道路などに設置されている給油所では、190円台後半がほとんどで、一部地域では、200円の大台に突入しているところもあります。補助金が廃止される10月以降は、200円台が当たり前になってくるでしょう」(前同)

 ガソリンのみならず、さまざまな商品価格が上昇するとされる“値上げの秋”を、どう乗り越えればよいのか?

 賢いガソリン節約術を、節約アドバイザーの丸山晴美氏に聞いた。

「ガソリン価格は、この20年で1リットルあたり120円前後から200円近くに上昇しています。これからは給油の方法から運転の仕方まで、意識を大きく変えていく必要があります」(丸山氏=以下コメントは同氏)

■サイトで安いガソリンスタンドを探す

 その大前提として、丸山氏は「可能な限り安く給油し、可能な限り、むだにガソリンを消費をしないことが大切です」と指摘する。

「『gogo.gs』というサイトを使えば、安いガソリンスタンドが探せます。また、支払いをカードで済ませることで、お得に給油することができます。さらに、よく利用する給油所のカードを使うことで、リッターあたり数円の割引になるのでオススメです」

■給油する時間帯にもこだわるべき

 さらに賢く節約したいのなら、給油する時間帯にもこだわるべきだという。

「アイドリングストップでの、燃料の消費を防ぐために、給油所での待ち時間も減らしましょう。人の少ない平日の朝や、22時以降の給油がオススメです」(同)

 お得に給油した後は、エコドライブを心がけるべし。

「運転の基本ですが、アクセルを強く踏まないこと、エンジンブレーキで止まれるように、車間距離を空けることの2点に気をつけましょう。急発進や、加減速の繰り返しを減らすだけで、2%~10%の燃費改善につながります」

■車内環境を

 車内環境の整備も不可欠。

「ゴルフバッグや、キャンプ用品などを車に積んだままで運転すると、燃費が悪くなります。100キロの荷物が載っているだけで、3%も燃費が悪化するんです。使わない荷物は降ろしましょう」(同)

 暑い季節ならではの節約術もある。

「冷房は、室内の温度が下がり始めるまでに一番燃料を消費します。早く設定温度に達すれば、その分、燃料を消費せずにすみます。『JAF』によると、最初は窓を全開にして冷房をつけて車内温度を下げる方法が一番、効率的だそうです。最小限の燃料で室温を快適に保ちましょう」(同)

 これでリッター200円時代も怖くない!

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