一般社団法人障がい者アート協会、著作権等管理事業者として文化庁へ登録
一般社団法人障がい者アート協会(埼玉県入間市、代表理事 熊本豊敏。以下、障がい者アート協会)は、 障がい者支援団体として国内初(※1)となる「著作権等管理事業者」として文化庁に登録されました。障がいがある人々の生み出すアートの著作権を保護するとともに、その流通促進とそれを通じて障がいを持つ当事者の自立支援を後押しすることで共生社会の実現に向けて新たな一歩を踏み出します。
一般社団法人障がい者アート協会(埼玉県入間市、代表理事 熊本豊敏。以下、障がい者アート協会)は、「企業や個人による障がいのある人々が生み出すアート作品活用の促進」と「障がい者の経済的精神的自立支援」を推進することなどを目的に、著作権等管理事業者としての登録を文化庁長官に申請し、2023年8月1日付けで受理、9月1日より運用が開始されることとなりました。
障がい者アート協会は、2015年12月の団体設立以来、障がいのある人々が生み出すアート作品を広く社会に知らしめる取り組みを展開してきました。その目的は、障がい者アーティストたちの才能や創造性さらには可能性を認知し、自己表現や自己肯定感を促進すると同時に、社会全体に多様性や共感を広めることです。
作品の活用を希望する企業や個人との繋がりを通じて、障がい者の自立支援や社会的な参加を後押しする仕組みづくりに取り組んでいます。
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現在、障がい者アート協会は1400名を超える様々な障がいをもったアーティストが参加するオンラインギャラリー【アートの輪】内で、国内最大規模(※2)の4万5千点以上の作品を公開・管理しています。多様性に富んだ障がい者アーティストの生み出す作品からは、多種多様なジャンルや表現方法、多彩な才能や可能性を実感することができます。
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今後、アーティストとして参加される障がい者の方や、公開される作品数は更に増加していくことが想定されることから、平成13年10月に施行された「著作権等管理事業法」に基づき、「障がいのある人々が生み出すアート作品」の著作権等管理事業者としての登録申請を行いました。同申請が文化庁長官によって受理されたことにより、国内初であり唯一(※1)の障がい者の生み出すアート作品に関する著作権等管理事業者となりました。
障がい者アート協会は、今後も障がいのある人々のアート作品を広く紹介し、その表現力と芸術性、そしてその著作権を尊重し続けるとともに、作品の様々な活用を通じて障がい者の自立支援と社会参加を促進に寄与することで、社会全体がより包括的で理解のある文化を築く一助となることを目指しております。
※1 文化庁:https://pf.bunka.go.jp/chosaku/ejigyou/script/ipjyoukenframe.aspより
※2 自団体調べ
障がい者アート協会に関する詳細情報やアート作品の紹介については、公式ウェブサイトをご覧いただくか、以下の連絡先までお問い合わせください。
公式ウェブサイト:https://www.borderlessart.or.jp/
オンラインギャラリー【アートの輪】:https://artnowa.org/
メールアドレス:info@borderlessart.or.jp
●障がい者アート協会について
障がい者アート協会は、障がいのある人々が創造するアート作品を通じて、社会に理解と共感を広めることを目指す団体であり、参加アーティストたちの才能を称賛し、彼らの自己表現と社会参加を支援するとともに、主には企業の作品二次利用から得る収益を分配することで障がい者の自立支援を推進しています。
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