今回の“あなたに会いたい”は、「オシリーノ」とも呼ばれるグラドル・璃乃ちゃんです。璃乃ちゃんとは今年、ＡｂｅｍａＴＶの『ヒロミ・指原の“恋のお世話始めました”』で開催された、合コン企画で初めて会いました。ちなみに前回、このコーナーに登場してくれた橘舞ちゃんも参加していた合コンです。つまり、女性陣は璃乃ちゃんと橘舞ちゃん、私の３人だったんです。今回も、まずは合コンの裏話から！

ゆま「合コン以来だから、璃乃ちゃんと会うのは、これが２回目だけど、ずっと前からの友達って感じなんだよね。とにかく、最初からすごく近い距離感だった」

璃乃「それ、喜んでいいんですか？　私、初対面から、ものすごい勢いで話しかけちゃうから、ビックリして引いちゃう人も多いんですよね」

ゆま「私は大丈夫というか、むしろ、うれしい。変に構えず、オープンに接してもらえている気がして」

璃乃「よかったです」

ゆま「合コンのときも、璃乃ちゃんの明るいキャラに救われたんだよ。けっこう私、緊張していたんだけど、璃乃ちゃんは楽屋からずっとおしゃべりしていて……。笑っちゃったのは、璃乃ちゃんがおしゃべりに夢中になりすぎて、お弁当を食べ損ねたこと（笑）」

璃乃「うっかり忘れていたので、収録現場まで、お弁当を持っていきました」

ゆま「読者の方に説明すると、メイクなどをする楽屋から収録現場までは、銀座の街中を歩かないといけなかったんです。つまり、璃乃ちゃんは、銀座という高級感のある町を、お弁当だけを持って歩いていたんです。その姿が、めちゃくちゃシュールで笑っちゃった」

璃乃「私、天然みたいです（笑）。すみません」

ゆま「ううん。おかげで私は緊張がほぐれたよ。ただ、もっと驚いたのは合コンの最後。あまり内容を言うとネタバレになっちゃうけど、璃乃ちゃんは自分から男性をフッておきながら、泣き出したんだよね。どうして泣いちゃったの!?」

璃乃「だって、せっかく告白してくれたのに、申し訳なくて……」

ゆま「合コン前は、お弁当を抱えて銀座の街を歩いていたのに、なんで、そこは繊細なのよ（笑）」

璃乃「ヤバいヤツですよね、私」

ゆま「ヤバいヤツ。でも、面白いから、好き」

璃乃「うれしい！　ゆまさんみたいに笑って受け入れてくれる人、ほんと珍しいんですよ」

ゆま「アハハ。こんな面白い璃乃ちゃんのことを、まだ知らない読者のために、これまでの経歴を紹介したいんだけど……もともとは、アイドルグループに所属していたんだよね？」

璃乃「はい。最初は忍者系アイドルユニット『桜組』のメンバーで、その後はアイドル諜報機関『ＬＥＶＥＬ７』に加入。いろいろあって辞めちゃって、今は“胸の大きなアイドル”をコンセプトにした『ＫＮＵｏＮＥＷ』に所属しています」

■ファンからの求婚！璃乃が出す答えとは

ゆま「忍者とか諜報機関とか、いろいろやっていたんだね（笑）。今もアイドル活動はライブが中心？」

璃乃「はい！　ライブは週３でしています」

ゆま「そんなに!?」

璃乃「むしろ少なくなりました。昔は週５とかでライブをやっていましたから」

ゆま「すごっ！　週５から週３に減ったのは、コロナ禍の影響？」

璃乃「それもありますけど、一番は“ヲタ活”をやめて“婚活”を始めるファンが増えたからだと思います」

ゆま「ええ!?　アイドルのオタクをやめて、結婚しようってなったの？」

璃乃「はい。ある一人のファンの人からも言われました。“璃乃ちゃんを応援していても、結婚できないじゃん”って……」

ゆま「そ、それは……まあ、アイドル的には返答に困るよね。なんて答えたの？」

璃乃「もうバッサリと“結婚はできないよ”と」

ゆま「めちゃくちゃバッサリと言っているね（笑）」

璃乃「“私は今、アイドルなので、応援してくれるたくさんの方々の中から、一人を選ぶことはできません”と、正直に説明しました」

ゆま「偉い！　ある意味、その人に真剣に向き合っているよね」

璃乃「私、ファンの人に嘘はつきたくないんですよ。アイドルの中には、“結婚したい”って言われて、“うん。しようね”って軽いノリで返せる子もいるけど、私にはできなくて……」

ゆま「あ～（笑）、分かる」

璃乃「アイドル側は愛想よく返しただけかもしれないけど、本気で捉えちゃうファンの人だっていますよね。そうすると、かわいそうだと思うんです。いつか結婚できるんだって期待して、待ってしまうことだってありますし……」

ゆま「うんうん」

璃乃「私は、そんなふうにさせたくないから、ハッキリ言うんです。そしたら、ファンの人たちは私のライブに来なくなって、婚活を始めました（笑）」

ゆま「アハハ。現実を見始めてしまうんだ」

璃乃「ゆまさんも、ありません？　ファンの人から“結婚したい”って言われること」

ゆま「え!?　そ、そうね～。たまにＳＮＳでそういうのは来るけど……ただ、昔から応援してくれているファンの人ほど、“結婚したい”とかは言ってこないかな」

璃乃「きっと、昔からのファンの人はゆまさんのことが大好きだから、思っていても言えないんですよ！」

ゆま「そんな真剣な目で言われたら、こっちが照れちゃうよ！」（次号につづく）