使用済みのコーヒーかすを使ってコンクリートを30%強化することに成功 (2/4ページ)
「生ゴミを処理すると、メタンや二酸化炭素など、大量の温室効果ガスが排出されるため、環境上の課題となっています」と、この研究の中心人物ラジーブ・ロイチャンド博士はプレスリリースで述べている。
博士によると、オーストラリアだけでも毎年7500万キログラムのコーヒーかすが出ており、そのほとんどが埋め立てられているのだという。
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だがコーヒーかすは有機物なのでほかの材料とうまくくっつかない。だから、そのままでは一般的なコンクリートに混ぜて使うことはできない。
そこでで開発されたのが、熱分解でコーヒーかすの適合性を高めるという方法だ。
ロイチャンド博士らは実験を通じて、熱分解に一番いい温度が350度であることや、コーヒーかすを配合する最適な割合を突き止めた。
そして出来上がった「コーヒーバイオチャー」を配合した複合コンクリートは、普通のものに比べて圧縮強度が29.3%アップしているという。
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左上:焙煎していないコーヒー豆、右上:焙煎したコーヒー豆、左下:抽出後のコーヒーかす、右下:複合コンクリート「コーヒーバイオチャー」のサンプル / image credit:Carelle Mulawa-Richards, RMIT University・環境にもやさしいコーヒー配合コンクリート
この方法は、コンクリートをより頑丈にしてくれるだけでなく、もちろん環境にもやさしい。