「おぐらが斬る!」ジャニーズ社名の変更なし 本当なら解散して被害者救済をするべきでは? (1/2ページ)

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ジャニーズ事務所の謝罪会見は「ジャニーズ事務所とその社名から生まれる利益を守っていきたい」という思いが垣間見える会見であった。

新社長の東山紀之氏は「ぼく自身は被害を受けたことはない」「噂には聞いていた」と答えていたが東山氏自身、元ジャニーズJr.のライター・木山将吾氏が2005年に出した「SMAPへ~そして、すべてのジャニーズタレントへ」(鹿砦社)によると、東山氏が合宿所にいた時代に

「(ジャニー喜多川が)何度か手を出してきて、僕のペニスを握るのだ。ヒガシはそれを最高に楽しそうにながめて、腹を抱えて笑うのだ。これが日常茶飯事のお遊びなのだ」

「(東山氏が)Jr.の少年たちの股間を足で刺激し、勃起させて喜ぶほか、自分の性器をよく露出させていた」

などなど東山氏のセクハラ行為が書かれている。今回の質疑応答でこの件について質問されると「していたかもしれないし、してないかもしれない」と、ちゃんと答えられなかった。こんな人物が新社長とは笑わせる。この本に書かれていることが、もし本当なら東山新社長もまた加害者側だ。

東山氏は新社長となったが、いまのところ会社の株は100%藤島ジュリー景子氏が所有しており、今回、社長は辞任したが、取締役としては残るという。さらにジュリー氏は関連会社13社中10社の代表取締役のままだ。つまりジャニーズ事務所の絶対権力者であることは変わらない。

さらに東山氏とジュリー氏は、以前付き合っていたという報道もあった。ジュリー氏の娘は、東山氏の隠し子じゃないかという噂さえあるのだ。
(ジュリー氏は近藤真彦氏との噂もあった)

つまりいまの状態だと、社長を辞任しても会社はジュリー氏のもののままであり、新社長は自社の筆頭タレントの東山氏で、ジャニーズという性的虐待を起こした当人の名前の社名を、変更せずに使い続けていくという。

数百人の少年から性的搾取をしてきた人物の名前を温存するというだけで、いまのジャニーズ事務所の姿勢が見える。

「被害者への救済」とは結局お金であろう。もし本当に反省をしているのなら、ジャニーズ関連の会社はいったんすべて解散し、被害者への救済に当てるべきであろうが、その気はないらしい。

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