「目には見えない大切な世界について描きました!」ロビンやすおさん(48)「霊が視える少年を描く漫画家の巻」珍談案内人・吉村智樹のこの人、どエライことになってます! (2/2ページ)

日刊大衆

幼少期から霊的異変には遭遇していたが、35歳を過ぎた頃から感覚がさらに鋭敏になり、目には見えないものが、ときおり「視える」ようになってきた。

 目が覚めると、灰色の雲から女の手だけが現れたり、神様が緑色の光をまとって現れたり。水を司る龍神である高たかおかみのかみ龗神を祀っている貴船神社へ向かって、龍が飛行している姿も目撃している。

 さらに、ある年の元旦、体に異変が起きた。

「眠っていると金縛りに遭い、青い光を放つ雷に打たれたんです。いわゆる気象としての雷ではなく、別次元の雷でした。その頃、学校の仕事が忙しく、自分の作品を生み出せていなかった。雷に打たれて、“目には見えない大切な世界があることを世の中に伝えるのが、自分の役目なのだ”と、改めて気づかされたんです」

 この夜の出来事がきっかけで大学を退職し、メッセージが伝わりやすい漫画というスタイルでの表現を模索する。そうして22年の七夕の日に、ウェブコミック誌『コミックPASH!』で『スサノオくん』の連載がスタートした。

 9月1日には、主婦と生活社から単行本の第2巻が発売される予定だ。

「お子さんやお孫さんと一緒に楽しめる漫画です。誰しもの心の中にいるスサノオくんを呼び起こしてもらえると、うれしいです」

よしむら・ともき「関西ネタ」を取材しまくるフリーライター&放送作家。路上観察歴30年。オモロイ物、ヘンな物や話には目がない。著書に『VOW やねん』(宝島社)『ジワジワ来る関西』(扶桑社)など
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