推し活エッセイの著者に聞く「好きなものを見つけるコツ」 (3/3ページ)
私がパワハラされていたときは、整体師の先生にも「すごくひどかった」と言われるような精神状態で、何事も楽しむ余裕もありませんでした。
当時、毎日ノートにそのときのことを書いていたんですけど、今からするとあのノートは開きたくないですね。怖いから。でも、書くことで自分自身の状況を眺められるところはありました。
――確かに心に余裕があるからこそ好きなものを思う存分味わえるということはありますよね。先ほど推し活を始めて「世界が広がっていった」とおっしゃっていましたが、どんなふうに広がっていったのですか?
ナカムラ:好きなものが新たな好きなものをどんどん引き寄せていくような感じです。本を読んでいて、「あれ、これはどういうことなんだろう?」と興味を持って、新たな世界に手を出すような。
だから好奇心を持ったら、ちょっと突き詰めて調べてみる。そうするとどんどんつながっていくんですよね。
――気になったら調べてみるわけですね。
ナカムラ:はい、そうです。私もすぐに調べるようになりました。
(後編に続く)