最大約30mの「秋の大潮」シーズン!「淡路島うずしおクルーズ」で世界一の自然現象を体験 (1/2ページ)
兵庫県・淡路島から出航している「うずしおクルーズ」を運営するジョイポート淡路島株式会社は、年間を通じて最大の渦が発生する「秋の大潮」シーズンを迎えることをお知らせします。
迫力の大渦が期待できる秋はまさに「渦潮の旬」と言えます。まさに「渦潮の旬」と言えます。
この機会に日本で見られる世界一の自然現象である渦潮を、淡路島うずしおクルーズで体験してください。
迫力の大渦が期待できる秋は迫力の大渦が期待できる秋は「渦潮の旬」
1. 鳴門海峡の渦潮について(1) 世界最大の渦潮
鳴門海峡は、海峡の幅が1.3kmと狭く、海底断面がV字型で100m以上の深さがある特殊な地形となっています。また、鳴門海峡が播磨灘と紀伊水道の境となり、満潮と干潮が6時間毎に隣り合わせになることから、海に最大1.5mの滝のような段差が生じます。これは淡路島の大きさにより、播磨灘と紀伊水道の潮位差が、干満の時差と同じく約6時間になることによるもので、そのため、鳴門海峡の渦潮は「奇跡の渦潮」とも呼ばれます。
これにより激しく複雑な潮流を生み出し、最大30mの世界最大の渦潮が発生します。
(2) 世界三大潮流
この世界最大の渦潮を生み出す原動力となるのが潮流です。世界最速クラスの潮流を誇り、メッシーナ海峡(イタリア)・セイモア海峡(カナダ)と合わせて「世界三大潮流」と呼ばれています。
干満の差が大きい時には潮流が10ノット以上(時速20km以上)もの速さになります。
(3) 渦潮の発生メカニズム
渦潮は、潮汐によって発生するため、潮汐が強くなるときに大きくなります。潮汐は月の引力の作用を受け、満月と新月の時は大潮と呼ばれ、最も強くなります。(15日周期)また、1日の中で6時間毎に満潮と干潮が繰り返され、渦潮も6時間おきに大きくなり、満潮と干潮の境(潮止まり)では渦潮は発生しない時間もあります。
渦潮は1年間発生しますが、春と秋に潮流が最大となることから、春と秋の大潮時には年間を通じて最も大きい渦潮が見られ、その大きさは世界最大の30mになります。特に潮位が高くなる秋は最も迫力のある大渦が見られます。