海外不動産投資 チェックすべき重要な5つのポイントとは (3/3ページ)

新刊JP

ただ、なかなか現地に行くのが難しいということであれば、本当に信頼できる仲間や業者に頼るだけでなく、現地に住んでいる人とつながれるといいですね。

――本書の中で、海外不動産のチェックポイントとして「人口」「経済レベル」「物価価格上昇」「期待利回り」「為替の変動」の5つをあげていますが、この中で特に重要なものは何ですか?

町田:これは難しい質問ですね。すべて重要というのが回答です。ただ、見落としがちという点でいうと「為替」でしょうか。海外の不動産投資をしていたら、人口ですとか、一人当たりのGDP、期待利回りは私が言うまでもなく調べていると思うんです。ただ、為替の変動を考慮するという点は忘れられやすいのかなと。

――これは海外投資ならではの特徴ですね。

町田:そうなんですよね。私はフィリピン以外の国にも不動産を持っていて、例えばエジプトなんかはフィリピンの国の状態とすごく似ていて、(価格が)上がるだろうと思って不動産を3つ購入したんです。

そして実際、ここ2、3年で物件価格は上昇しているし、一見得をしたように見えるのですが、通貨であるエジプトポンドが約35%下落してしまって、不動産価格は上がったものの結果はトントンくらいになってしまったんです。

だから、日本円に対してどれだけボラティリティがあるのかを見ないといけません。どれだけ家賃が入ろうが、価格が上がろうが、日本円に対して負け続けていたら、値引いて考える必要があります。

――海外不動産投資に向いている人についてお伺いしたいのですが、やはりある程度キャッシュを持っていることは必須でしょうか。

町田:そうですね。最低でも1000万円、あわよくば2000万円、3000万円くらいは。そのくらいは最低限ないと手を出したらいけないというのが明確な回答です。

また、向いていない人についてお話をすると、私自身で不動産の管理をやってみて思ったことがあって、ドキュメンテーションがかなり遅くて雑なんです。不動産の契約書類が遅れたり、平気で名前を間違えたり、誤字脱字も激しい。そういう部分も大らかに対応できないとかなりストレスがたまると思います。

――まさに文化の違いという点ですね。

町田:文化の違いですね。逆にその部分さえクリアすることができれば、フィリピンペソはとても安定している通貨ですし、毎月安定的に収入があり、日本からも比較的に近いという利点がフィリピン不動産投資にはあります。まだまだ成長していきますし、良い投資なのではないかと思いますね。

(後編に続く)

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