発売まであと1ヵ月! 加藤シゲアキ・最新長編『なれのはて』 カバーデザインを発表!! (1/2ページ)

10月25日発売予定、加藤シゲアキの『なれのはて』。
テーマのひとつである絵の具、キャンバスなどを表現した美しい装丁と、加藤の肖像を使った書店用のティザーポスターデザインを初公開した。
ディテールが魅力的「一枚の絵の謎」から始まる本作らしく「絵の具」をモチーフに、秋田・土崎空襲と密接な関係のある「石油」を想起させる黒が映える美しい装丁。

紙の手触りや箔(はく)など、写真では伝わりにくい細やかなディテールが魅力的な書籍だ。
加藤シゲアキのすべてメインのキャッチコピーは<生きるために描く。それが誰かの生きる意味になる>。
ボディコピーは<一枚の絵を通じてたどり着く『いつか還る場所』>。
さまざまな意味と想いを込めたコピーだ。

デザイナーは高柳雅人さん。
数々のベストセラーの装幀を手がけてきたヒットメーカーだ。
総ページ数は448ページ。
戦争、家族、仕事、芸術、いまの「加藤シゲアキのすべて」を詰め込んだ重厚な一冊となった。