フィリピンでの不動産投資 実践者が語る「絶対乗ってはいけない話」とは (2/4ページ)
――本書にも書かれていますが、フィリピンの法律上、外国人は土地を買うことができず、唯一購入できるコンドミニアムといわれる分譲マンションとなるなど、縛りがあるようですね。
町田:そうですね。現在、外国人でも土地が購入できるようにするという法改正の議論は出ていますが、まだ決まっていません。
この本にも書いていますが、フィリピンで土地の購入を勧められても、絶対にその話に乗ってはいけません。みんなで出資をして法人を作って土地を買うといっても、業種にもよりますが基本的には外国人は資本金の40%までしか株を持つことが出来ません。もしフィリピン人に根回しをして株を分配したとしても、名義貸しの違法行為としてアンチ・ダミー法に引っかかります。
また、健全な形で出資されて法人を作っても、40%までしか株を持つことができないので会社を乗っ取られる可能性もあります。そういう点からも、コンドミニアムを合法的に購入した方がいいのではないかと思いますね。
――町田さんはホテル投資を選ばれましたが、ホテル投資のメリットについて教えてください。
町田:ホテルの場合、居住用不動産と比較すると、1日当たりの収入が高く、利回りが上がる傾向にあります。また世界の名だたる旅行サイトが集客をしてくれる利点もあるので、自分で客付けをする必要はありません。
比較対象としてはAirbnbのような民泊ですが、フィリピンでは意外と民泊は難しいと言われていて、区分マンションを一室で貸し出そうとしても、ずっと満室にし続けるのは難しいし、光熱費もかかります。時にはエアコンが付けっぱなしになっていたりして、収益に悪影響を及ぼすこともあるので、ホテルに(部屋の管理を)任せた方が楽なんですよね。
また、「プロフィットシェア」のタイプであることも重要です。
――「プロフィットシェア」とは何でしょうか?
町田:とても珍しい仕組みなのですが、ホテル全体の売り上げを均等分配するというものです。