フィリピンでの不動産投資 実践者が語る「絶対乗ってはいけない話」とは (3/4ページ)
極端に例えば、4室のホテルの1室を自分が購入したとして、自室のみが空室で他の部屋が満室だった場合でも、全体の売上を4部屋で均等に分配するということです。いわゆる安定的な家賃配当システムですね。
だから、ホテル投資がいいというよりは、プロフィットシェア型のホテル投資がいいということなのだと思います。
――フィリピンのホテルコンドミニアムでは、ほとんどその仕組みなのでしょうか?
町田:いえ、一部のホテルだけです。なかなか出てこないので、探すのは難易度が高いでしょう。
―― 本書では「フィリピン不動産投資の落とし穴」についても説明されています。特にディベロッパー会社やブローカーの見極めについては不安になる人も少なくないと思いますが、信頼してもいい、信頼できないという部分を見分けるポイントなどがあれば教えてください。
町田:一つはその会社の経営方針をちゃんと見ることですね。投資をする私たち側からすると、変な物件を売られたり、サポートを全然受けられなかったり、契約自体がどうなっているのか分からないといったところに危険があります。最初のセールスの段階でこの見極めは難しいと思いますが、その時に基準になるのは、相手の経営方針が自分たちの利潤の追求なのか、顧客の利益の拡大なのか、どちらに視点を置いているかです。
この差がどこに出るのかというと、セールスの時に売ることばかりに必死になっていたり、周囲からの評判ですね。現地でも悪い話しか出てこない。購入後ならばケアが手厚いですとか、そういう点もポイントです。他に、当たり前ですが英語ができるかどうか。フィリピン在住経験があったり、よく行ったりしていて現地のことを知っているか。
――現地のことを知らない業者は信頼できませんよね。
町田:それは致命的です。でも本当に多いんですよ。
――本書では詐欺ブローカーに購入代金を持ち逃げされてしまったという事例が出てきますが、こうした落とし穴にはまってしまう人の傾向を教えてください。