「自分への手紙」を通して人生を振り返る。そこから見えるものとは(後編) (3/3ページ)

新刊JP

これが大瀧さんがこの本に込めた想いなのだと感じましたが、その可能性について、今はどのように感じられていますか?

大瀧:自分自身と社会に振りまわされて生きづらかった人生から、めんどうだけれども常に考えて一つ一つ丁寧に選択して自分自身で舵を切ることができる新しい人生へのシフトの可能性を感じています。楽しく生きたいですし、そのためにシフトして可能性を追っている感じですね。

ただ、自分の意志で舵を切るということは難しくて、いつのまにか流されていることもあります。でも、その様子を振り返って自覚することで、昨日よりも今日、今日よりも明日という感じで少しずつ自分の船を進みたい方向に進めていきたいと思います。

――自分の人生をこうして手紙にして振り返ってみて、良かったことはなんですか?

大瀧:「はじめに」でも書いていますが、コミュニケーションに対してずっと悩みがあったんです。それが手紙を通して自分と対話して、自分のことが分かってきたことによって、克服できたような感覚があります。

――本書をどのような人に読んでほしいとお考えですか?

大瀧:キーワードとしては、「生きづらさ」や「統合失調症」「可能性」「スピリチュアル」「人生の舵を切る」といった事柄に関心を持っていて、誰かとの対話を望んでいる人に読んでいただきたいです。そして、ぜひ自分自身と対話をするきっかけにしてほしいですね。

(了)

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