鹿児島高専テクノクラブ 第2回「技術研修会」を開催〜ダイバーシティマネジメントについて学ぶ〜

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独立行政法人国立高等専門学校機構のプレスリリース画像
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 産学官交流組織「鹿児島高専テクノクラブ」(鹿児島県霧島市、会長:鶴ヶ野 未央)は、「令和5年度第2回技術研修会」を令和5年9月29日(金)に開催致しました。特別講演として「課題発見力とダイバーシティマネジメント」、また本校教員による研究紹介、鹿児島高専キャリア支援室より学生へのキャリア教育についての紹介、地域共同テクノセンターによる学校の取り組み及び地域連携の取り組みの紹介がありました。鹿児島高専は「地域の産業、文化あるいは生活を支えていく地域に根差した高専とすること」をミッションの1つとして掲げており、この技術研修会は地域との連携強化にもつながる取組となっています。*鹿児島高専テクノクラブ(KTC)とは、南九州地域の有志企業と鹿児島高専との産学官交流組織です。【URL】https://kk-techno.org/


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MDM5NCMzMjYyMjUjODAzOTRfeU55S3F3aFJLbi5KUEc.JPG ]

令和5年度第2回鹿児島高専テクノクラブ技術研修会 会次第

開催日:令和5年9月29日(金) 14:00~
開催方法:集合形式
会場名:ホテル京セラ(鹿児島県霧島市)
主催:鹿児島高専テクノクラブ、鹿児島工業高等専門学校
プログラム:
主催者挨拶
特別講演「課題発見力とダイバーシティマネジメント」(オングリットホールディングス株式会社代表取締役CEO 森川春菜氏)
鹿児島高専教員の研究紹介(情報工学科 永岩健一郎教授)
鹿児島高専の取組について(白石貴行・キャリア支援室長、瀬戸山康之・地域共同テクノセンター副センター長)


技術研修会の内容

 本研修会には会員企業・団体36社、高専関係者等、67名が参加しました。
 特別講演「課題発見力とダイバーシティマネジメント」の講師・森川春菜氏は10年間専業主婦として家庭を支える中、シングルマザーの友人からの相談で「子育てをしながら働ける仕事が少ない」という事を知り、土木業界の人材不足とのマッチングを目的に2018年に起業しました。多様な人材の特徴を理解して組織力向上につなげ、事業を成長させていったという話を通して、参加者は企業運営の在り方等を学びました。
 また、情報工学科の永岩健一郎教授の研究紹介があり、 続いて「鹿児島高専の取り組みについて」と題し、キャリア支援室と地域共同テクノセンターから、学生へのキャリア支援や地域連携の取り組み等について、具体例を挙げての説明がありました。参加企業からは、「人材育成に関わる取り組み・手法に共感でき、納得できた。」 「女性における働き方について、マネージメント側から配慮すべき活動が参考になった。」等の意見が寄せられ、有意義な研修会になりました。

特別講演講師:森川春菜氏 オングリットホールディングス株式会社代表取締役CEO
 大阪生まれ。結婚後、夫の転勤が多かったため専業主婦として家庭を支える中、シングルマザーの友人から「子育てをしながら働ける仕事がなかなか無い」と相談を受ける一方、土木業界における人材不足の話を聞き双方の悩みを解決できないかと考え起業。
 「人の役に立つ事業を行い、その事業が結果的に社会貢献に成ることを信じ、私たちはここに集まっている。」 との企業理念のもと、事業をおし進めている。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MDM5NCMzMjYyMjUjODAzOTRfYUJscUtVdmtHby5KUEc.JPG ]

鹿児島高専テクノクラブの活動

 鹿児島高専テクノクラブでは年3回の技術研修会を実施しており、様々な分野から講師を招聘し、時勢にマッチしたテーマで特別講演を行っています。この他にも、鹿児島高専教員のシーズ紹介やラボツアーや、KTC会員と教職員が合同で地域企業見学会等を実施し、また共同研究の推進や技術相談についても積極的に取り組んでいます。
 これまでの活動事例として、次のような内容で活動して来ました。
・ラボツアーや共同研究の促進や地域企業への就職率の向上に寄与する活動
・学生に地域企業を知ってもらうため、高専生のための地域企業研究会の開催
・学生への特別講義や地域企業・現場見学等、KTCを核とした地域創生の取り組み


《鹿児島高専テクノクラブ(KTC)》について

所在地:鹿児島県霧島市隼人町真孝1460-1 鹿児島工業高等専門学校内           
代表者:会長 鶴ヶ野 未央
設立:平成10年3月
URL:https://kk-techno.org/
事業内容:南九州地域の有志企業が、地域との連携強化を学校の理念の一つに掲げている本校と相図って、産学官交流組織「錦江湾テクノパーククラブ」(通称 KTC) を平成10年3月に設立しました。平成28年4月から、名称を 「鹿児島高専テクノクラブ」に変更し、平成30年3月に創立20周年を迎えました。現在99社(令和5年9月現在)の会員企業と、鹿児島県商工労働水産部、鹿児島県工業技術センター、かごしま産業支援センター、鹿児島市、霧島市等16の公的機関が特別会員として加入しており、会員企業によるセミナーや、会員企業の技術支援のために技術交流会も開催しています。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM4MDM5NCMzMjYyMjUjODAzOTRfYWhMdXVrekVocy5KUEc.JPG ]

【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
鹿児島工業高等専門学校 総務課企画係
TEL:0995-42-9020
e-mail:kikaku@kagoshima-ct.ac.jp


提供元:valuepressプレスリリース詳細へ

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