2023年第2四半期東南アジアのバッテリー駆動電気自動車(BEV)市場における販売台数を発表 (2/4ページ)

バリュープレス

自動車メーカーは最大の消費者層を狙って、より低価格の車種を投入している。」

さらにSoumen Mandal氏は次の通り続けています。
「結果として昨年より価格は大幅に下がった。VinfastやBYDなどの車メーカーは、アピールできるプライスタグのついた車を発売した。ベストセラー車種トップ5で前年同期と比較して、価格は20%以上下がっている。」

図2: 東南アジア市場における乗用EV*トップ5車両モデル販売シェアと単価・2022年第2四半期と2023年第2四半期の比較


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzMjY2NjgjNzc3NDVfbkxpeXVoaG9KRC5qcGc.jpg ]
出典:カウンターポイント社 SE Asia Passenger EV Tracker 
*バッテリー駆動電気自動車(BEV)のみ

中国メーカーは、短期的には東南アジアのEVブームの最大の受益者になると考えられています。東南アジアで自動車製造のハブであるタイにおいて、車業界で新参者の中国メーカーは店舗を構える等しており、Toyotaなどの従来の自動車メーカーはEVシフトがさほど進まない中で道を譲る形となっています。

カウンターポイント社マニュファクチャリング担当シニアアナリストIvan Lam氏は次の通り述べています。
「BYDのようなメーカーにとって、大きなチャンスが存在する。BYDは自国の巨大市場で幸先の良いスタートを切った。同社の規模と、一気通貫の垂直統合製造能力は、コストパフォーマンスに優れた車、安定供給、頻繁な新車の投入には、ほとんどの競合が敵わない。内燃機関エンジンの車では別に当たり前なシナリオだが、EVにとっては、これは革命的である。

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