スシローは名店『やきとり宮川』とコラボ! 4大回転寿司「旬ネタよりうまい!? 」秋の「最強サイドメニュー」No.1決戦
10月に入って飲食店の値上げが相次ぐが、ひと皿100円から寿司が食べられる回転寿司チェーンは、頼もしい庶民の味方だ。
しかし、そんな回転寿司チェーンで「寿司だけ食べるのは、もったいない」と、大衆食研究家の本橋隆司氏は指摘し、こう続ける。
「各店、子どもからお年寄りまで、幅広い客層に喜んでもらえるように、寿司以外のサイドメニューが充実しています。特に食欲の秋と呼ばれるこの季節は、バリエーションも豊富です」
そこで今回は回転寿司の4大チェーンで、注目のサイドメニューを徹底比較してみた。
■くら寿司、はま寿司でパフェやパスタを!
まずは、『くら寿司』から。同店は「うな丼」(750円)と、「たいやきパフェ」(400円)が評判だ。
「ふっくらしたウナギは肉厚で食べ応えがあり、価格を考えればコスパ最高。何より寿司屋なだけあって、お米がおいしい。“たいやきパフェ”は、揚げられたたいやきと、ソフトクリームとの濃厚な組み合わせが、あと引くうまさです」(前出の本橋氏=以下、コメントは同)
『はま寿司』では「ボンゴレパスタ」(418円)と「ツナとブロッコリーのタルタルサラダ」(176円)がオススメだ。
「ボンゴレはアサリがたっぷりと入っていて、貝のうま味がすごい。タルタルサラダは、ちょい飲みのツマミにピッタリの量で、隠れた人気メニューなんです。ゆで玉子の存在感が、しっかりあるのもうれしいですね」
業界トップの店舗数『スシロー』からは「宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀監修 しじみ醤油ラーメン」(490円)と、「やきとり宮川の白いからあげ」(360円)を厳選。
■ラーメンが絶品!
「どちらも有名店が監修しているので、レベルが高い。“しじみ醤油ラーメン”のスープは、これでもかというくらいシジミのうま味が凝縮されています。“白いからあげ”もサクサク衣に肉汁あふれるジューシーな鶏肉が絶品。まさに専門店の味わいです」
■茶碗蒸しも
老舗の『かっぱ寿司』からは、「うにといくらの茶碗蒸し」(363円)と「博多一双監修 博多豚骨ラーメン」(539円)がノミネートした。
「茶碗蒸しはベースのカツオだしがしっかりしていて、イクラとの相性も抜群です。ただ、個人的には、豚骨独特のクセがなく、奥深い味わいながらマイルドな“博多豚骨ラーメン”が、一番おいしかった。“寿司屋でラーメン?”と思うかもしれませんが、これが寿司にもよく合うんですよ」
店舗数で他に劣る『かっぱ寿司』だが、サイドメニューは充実しているのだ。
今回紹介した以外にも、サイドメニューはまだまだある。味覚の秋に発掘!