「ございますでしょうか」はNG敬語!? 知っておきたい正しい言葉遣い (2/2ページ)
■「ございますでしょうか」の言い換え表現
「ございますでしょうか」の一般的な言い換え表現は「ございますか」ですが、状況や 相手との関係によっては、他の言葉を使った方が良い場合もあります。
ここからは、「ございますでしょうか」の言い換え表現をいくつか紹介します。時と場合に応じて、適切に使いこなせるようにぜひ覚えてくださいね。
◇(1)ございますか
「ございますか」は、「ございますでしょうか」の言い換えとして最も一般的な表現です。
日常生活の中でも、「お時間はございますか?」「ご不明な点はございますか?」といった言葉を耳にする機会も多いのではないでしょうか?
丁寧な印象を与える言い方なので、場面を問わず使うことができます。もちろんビジネスシーンでも使用可能なので、ぜひ覚えておいてくださいね。
◇(2)ありますか
かしこまる必要がない相手であれば「ありますか」でOKです。カジュアルながらも丁寧な言い方といえます。
親しい先輩に「今時間はありますか?」と声を掛けたり、店員さんに対して「このサイズはありますか?」と尋ねたりするようなシーンで使ってみてください。
◇(3)おありですか
「ありますか」や「ございますか」よりも丁寧な表現が「おありですか」です。
相手への敬意と気遣いを伝えられるので、初対面の相手やかしこまったシーンで使うと良いでしょう。
例えば、取引先の関係者に対して「もしご要望がおありでしたら~」というように用いることができます。
◇(4)あるでしょうか
「ありますか」と近い言い方で、「あるでしょうか」という表現もあります。「ある」+「でしょうか」を付けたもので、これも敬語として正しいフレーズです。
「ありますか」と同様カジュアルな言い回しなので、丁寧な言葉遣いが求められる時や使用に迷った時は「ございますか」を用いるのがベターでしょう。
■相手を思いやる心の込もった表現を意識しましょう
敬語を完璧に使いこなすのは難しいですよね。当たり前のように「ございますでしょうか」を使用してしまっていたという人もいるのではないでしょうか。
しかし、文法的なポイントを押さえておけば、いざという時にも適切な表現を使うことができるはずです。
また、どんな言葉を選ぶかは相手への気遣いだともいえます。「言葉遣いが正しいかな?」と気にして何も言えないよりも、思いやりを持った表現であれば、多少間違っていたとしても気持ちは伝わるはずですよ。
(神戸 梛来)
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