【イースト・プレス/マプロフォンド】本と向き合う読書会「沈思黙読会 第1回・斎藤真理子」11/18(土)開催【申込み受付中】 (2/3ページ)
「読書を協働する」というのは、単に感想を共有する、ディスカッションをする、ということではなく、同じ時間にそれぞれの人がそれぞれの”作者との孤独な対話”を体験できれば、と思います。
週末の1日、沈思黙考して本を読んでみませんか。
●講師・斎藤真理子さんからのお言葉
人間が本を読んでいるとき、動物はそれをどう見ているんだろう。
そんなことをときどき思う。
『韓国文学の中心にあるもの』という本を書くために、
韓国と日本の小説をたくさん読んだ。
小説とは何て変な、不思議なものだろうと改めて思った。
他の人が苦労して作り上げた文字の集積が
なぜ私の脳の中でも「物語」と呼ばれるものを構成しうるのか。
読んでいるとき、私たちはいったい何をしているのか。
それを知るために、読書の仕方を一度シャッフルしてみたい。
そんな気持ちで恐る恐る始めてみることになりました。
私のイメージは夕方に路地で見られる「猫の会議」です。
議題はわかりません。発見があるかないかわかりません。
そんな不定形の試み・実験に
週末の大事な時間を投入してもかまわないという奇特な方がおられましたらご参加ください。
斎藤真理子
●講師プロフィール
斎藤真理子(さいとう・まりこ)
翻訳家。著書に『韓国文学の中心にあるもの』(イースト・プレス)、訳書に、チョ・ナムジュ『サハマンション』(筑摩書房)、パク・ミンギュ『カステラ』(ヒョン・ジェフンとの共訳、クレイン)、『短篇集ダブル サイドA』『短篇集ダブル サイドB』(筑摩書房)、チョン・セラン『フィフティ・ピープル』(亜紀書房)、ファン・ジョンウン『ディディの傘』(亜紀書房)、ハン・ガン『引き出しに夕方をしまっておいた』(きむ ふなとの共訳、クオン)など。『カステラ』で第一回日本翻訳大賞を受賞。