2023年上半期EV用バッテリーグローバル市場における販売量を発表〜前年比54%と急増し、CATLが市場をリード〜 (3/5ページ)

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図2: EV用バッテリー市場における自動車メーカー別販売シェア・2023年上半期


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzMjg1OTEjNzc3NDVfdHhmdUN0Z2tDZC5wbmc.png ]
出典: カウンターポイント社Global EV Battery Tracker, Q2 2023

EV用バッテリー市場の今後の見通しに関して、カウンターポイント社リサーチバイスプレジデントPeter Richardson氏は次の通り述べています。
「2023年上半期にEVが搭載したバッテリー容量の平均は50kWhだった。小型車、コンパクト車、ミニのEVが増えており、特に中国でそれが顕著だ。そのため、バッテリー容量の平均は、増えたとしても2030年で65kWhから70kWhになるだろう。それでも、この数字によれば2030年にEVが産み出す電池の需要は4TWhに達することになる。」

さらにRichardson氏は次の通り続けています。
「バッテリーの需要が増し、地政学的な緊張と相まって、EV用バッテリーの主要原料であるリチウムの価格に上昇圧力が強まっている。このため、バッテリーメーカー各社は、ナトリウムイオンなど代替化学物質を探している。それによってバッテリーコストを抑え、EVを買いやすくするためである。CATLは既にナトリウムイオン電池でブレークスルーを達成しており、間もなく量産規模で採用される見通しである。ナトリウムイオン電池はリチウムイオン電池と比較してエネルギー密度が低いため、高性能EV車種には向かない。そのため、ナトリウムイオン電池は電動バイクや電動三輪車、それに小型乗用車で主に採用されるだろう。CheryがiCarブランドの車種に、2024年の早期にCATL製のナトリウムイオン電池を搭載するとみられる。
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