「なるべく全部諦めない」子育てとキャリアを両立する女性の“無理をしない”働き方とは? (2/6ページ)

マイナビウーマン

ただ、求人の要項が全て“4年制大学卒業”だったんです。私は短大卒なので、応募することさえもできなくて。

ただ、諦めきれなかったので、「動物病院に勤めていた経験があるし、今度は営業の経験を積めば、大卒ではないけど働けるのではないか」と思い、美容系商材を扱うベンチャー企業に入社し、営業の経験を積むことにしました。美容も自分の興味がある分野だったのでそこで1年勉強し、当初の予定通り1年後に動物の製薬会社に転職した形です。

将来を見据えてキャリアプランを組み立てていらっしゃる……!

自分の思い通りに、綺麗に進めるわけではなかったけれど、当時はそれを遠回りとはあまり思っていませんでした。「これがやりたいからこの経験を重ねて挑戦してみよう」と、転職を重ねていましたね。

ひとつずつ自分の強みを増やしているのがすごいです。製薬会社からカシオ計算機へ転職されたのはなぜだったんですか?

製薬会社に勤めていたのが15~20年前だったので、その頃はまだ女性が結婚を機に辞める風潮が強い時代でした。当時まだ結婚の予定はありませんでしたが、仲間を見ていた時に「ここにいると私にも降りかかってくるのかな」と思い、転職を決意しました。

ちょうど求人を探していた時に、カシオ計算機の子会社で動物病院向けのシステムを開発しようとしていることを知ったんです。女性の離職率も低かったこともあり、立ち上げメンバーとして参加することにしました。

全てのキャリアにおいてとても先を見ていますよね。

動物に携わる仕事がしたいという軸が自分の中にあり、そこをなるべくずらさないようにはしています。今は一見関係のない時計の企画をしていますが、将来的には動物分野にと考えながら仕事をしています。

■先輩の言葉で踏み出した新たな一歩

カシオ計算機では、最初に動物病院向けのシステム開発に携わっていたということですね。

はい。動物病院で働く獣医師に向けたシステムで、企画から作ったものを売るところまで全てを担当していました。中でも、システムの中に入れる薬のデータベースを編集するのがメインの業務でしたね。

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