大自然が人間に牙を剥く…実際にあったアウトドアの死亡事故 (2/2ページ)
■カタツムリやナメクジに潜む意外な脅威
しかし、サメや熊、イノシシ、上述のダツのように、見るからに危険な生き物だけでなく、とても死に結びつきそうにない生き物も時に危険をはらむこともある。
2000年6月に、カタツムリやナメクジに素手で触れてしまったと考えられる沖縄県の小学生が広東住血線虫による髄膜脳炎で死亡した。広東住血線虫はネズミの肺動脈に寄生し、幼虫は中間宿主となるカタツムリやナメクジなどに寄生している。これらに素手で触れると幼虫が体に入り、脳や脊髄に移動して髄膜脳炎を起こすことがあるのだ。
アウトドアの際に限らず普段の生活でもカタツムリやナメクジには素手で触れないこと。触れてしまったらよく手をあらうこと。野菜や果物に付着することもあるので、生で食べるときは流水でよく洗い流すことが大切だ。
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アウトドアが楽しいのは安全であればこそ。どんなところに危険が潜んでいるかを知っておくことで、楽しみはより大きくなるはずだ。
(新刊JP編集部)