「夜に爪を切ってはいけない」と言われる3つの理由 (1/2ページ)
年末に向けて仕事が立て込むなか、忙しさのあまり身だしなみを整えるのをおろそかにしがち、という人もいるのではないでしょうか。
特に指先などの細かな部分には意識が向きづらく、気付けば爪が伸びきっていた、なんてこともありますよね。
ところで、爪に関する迷信で、「夜に爪を切ると悪いことが起きる」という話を聞いたことはありませんか?
実は、この迷信には昔の生活環境などが深く関係しています。今回は、夜に爪を切ることがNGだと言われる理由を紹介します。
■夜に爪を切ってはいけないと言われる理由とは?
なぜ迷信として夜に爪を切ってはいけないと言われているのか、その説は複数あります。1つずつ見ていきましょう。
◇(1)夜に爪を切ることが寿命を短くするという発想から
「夜に爪を切ることは寿命を短くする」という考えから縁起が悪いとする説があります。
日本では昔から、その言葉から連想するイメージを大切にしてきました。
「夜に爪を切る」が「夜爪」、つまり「世詰め(世を詰める)」という語呂合わせから、夜に爪を切ると寿命が縮まると考えられてきたそうです。
◇(2)暗い部屋で爪を切ると怪我をする可能性があったから
現代では、夜でも電気を使って日中と変わらない生活を送ることができます。
しかし、電気が普及していない時代、夜はろうそくの灯りを頼りに過ごしていました。爪を切る際には、手元もよく見えないような状況で、今のような爪切り道具ではなく、はさみや小刀が用いられていたようです。
手元が暗いなか鋭利な刃物で爪を切ると、うっかり怪我をしてしまう可能性がありました。
そのため、夜に爪を切るのではなく、明るい時間帯に切った方が安全だという当時の知恵から、夜に爪を切ることは控えるようになったとされています。
◇(3)爪が燃える匂いが火葬のイメージにつながるから
電気がない時代、夜はかすかな灯りを頼りに、囲炉裏や火鉢の近くで爪を切る人も多かったようです。