大谷翔平はヨーグルト、藤井聡太はラーメン!国民的スターが愛する「超ビンビン」生涯現役メシ30

日刊大衆

大谷翔平
大谷翔平

 まさに、新たな“国民的スター”の誕生だ。11月13日、史上初の八冠制覇を成し遂げた、将棋の藤井聡太竜王・名人に、内閣総理大臣顕彰が授与されたのだ。

「内閣総理大臣顕彰は、これまで35人に贈られていますが、将棋界では、羽生善治九段が1996年に授与されて以来、2人目です。ただ、その人気ぶりは羽生さん以上と言えるでしょうね」(全国紙文化部記者)

 藤井人気はとどまることを知らず、対局時に食べる“勝負メシ”は、今やテレビで扱われる鉄板ネタに。ときには、大好物だという「ラーメン」も話題となった。

「藤井さんがよく通っていたというラーメン店『陣屋』(愛知県)では、『チャーシューらぁめん』の大盛りをよく食べていたそうです。この店は、ニンニクなどの根菜類を入れた“秘法和漢根菜汁”という滋養強壮スープが売り。これが天才の秘密なのかもしれません」(グルメライター)

 藤井八冠に限らず、超一流の大物たちが好んで食べたメニューには、その活躍や元気の源となった“理由”が隠されている。今回は、新旧の国民的スターを奮い立たせた“生涯現役メシ”の秘密を紐解いていこう(文中一部=敬称略)。

■世界の二刀流は!

 まずは、藤井八冠と並ぶ、令和のスーパースター・大谷翔平だ。今季は初の本塁打王に加え、自身二度目となるMVPも獲得。そんな“世界の二刀流”は、どんな食生活を送っているのか。

「野球一筋で知られる大谷ですが、食事面も非常にストイック。必要な栄養素をとるために自炊していて、味は二の次のようです」(スポーツジャーナリスト)

 そんな大谷にも“好物”があるという。

「大谷が過去のインタビューで、“世界一おいしい”と話していたのが『岩泉ヨーグルト』。地元・岩手産の生乳を使用した商品で、モチモチした弾力のある食感が特徴です」(前同)

 もちろん、ヨーグルトは、健康効果も高い。アスリートの栄養サポートを手がける、管理栄養士の松田真紀氏は、こう解説する。

「発酵食品のヨーグルトは、腸内環境を整え、免疫力を高めたり、睡眠の質を上げたりしてくれます。また、腸で吸収しやすい動物性タンパク質を含んでいるので、体のエネルギーになり、活力向上につながります」

■野球界では王貞治が愛するペペロンチーノも

 同じく野球界では、“世界のホームラン王”王貞治にも、大谷同様、愛する“地元グルメ”があるという。

「王さんは、福岡のパスタ店『らるきい』の看板商品『ぺぺたま』が、大のお気に入り。ニンニクをきかせたペペロンチーノに、卵を合わせた特製パスタで、入院中の王さんが病室から抜け出して、わざわざ食べに行ったという逸話まで残っているほど」(夕刊紙記者)

 長寿食として有名なイタリア料理だが、とりわけパスタは、中高年世代にオススメなのだとか。

「パスタは食後の血糖値の上昇が穏やかなので、生活習慣病の予防にうってつけ。生活習慣病は精力減退の要因ですから、結果、精力維持にも役立ちます。また、『ぺぺたま』に使われる卵にも同様の効果があるので、まさに理想の食事ですね」(前出の松田氏)

■長嶋茂雄はフカヒレが勝負飯

 そして“ON”コンビのもう一人、ミスターこと長嶋茂雄は、「フカヒレ」が“勝負メシ”だったという。

「監督時代、ここ一番ではホテルの食事ではなく、出前でフカヒレを注文していたそうです。巨人のスタッフは食事を見て、“ミスター、今日は気合いが入っているな”と分かったのだとか」(球界関係者)

 なお、「フカヒレのコラーゲンは若返り効果大」(松田氏)とのことだ。

■プロレス界の“BI砲”は豚肉を!

 さて、ONの次は“BI砲”。プロレス界に、その名を残したレジェンド、ジャイアント馬場アントニオ猪木だ。“世界の大巨人”馬場は、食事も一流を好んだ。

「グルメな馬場さんが愛した店の一つが、東京・永田町のキャピタル東急ホテル内レストラン『オリガミ』。この店の、揚げた国産ロースの大きな一枚肉が乗った『パーコー麺』の大ファンでした。白ネギ、万能ネギ、そして唐辛子をたっぷりかけるのが馬場流。武道館大会後、ここに元子夫人や記者陣と集まり、興行の反省会をよくしていました」

●燃える闘魂が愛した豚足

 同様に、“燃える闘魂”が愛したのが、「豚足」だ。

「ロースターで、こんがり炙るのが猪木流。行きつけの焼肉店『一番館』(東京都)の豚足がお気に入りで、亡くなる直前まで、病室に届けてもらって食べていたそうです」(前同)

 2人のチョイスに、松田氏も「さすが」と、うなる。

「豚肉は、疲労回復効果のある“ビタミンB1”を含むスタミナ食ですが、実は、そのビタミンは豚足の部分に豊富に含まれています」

■芸能界の大スターが振る舞った“バズ茶漬け”

 続いては、芸能界の大スター。まずは、昭和の大物俳優・勝新太郎だ。勝新行きつけの焼き鳥店には、自らが考案した「鮭ハラスの茶漬け」なるメニューが。

「これは、通称“バズ茶漬け”と呼ばれています。実は『Bʻz』の2人も、この店の常連で、勝新さんがこれを作って振る舞ったんだとか。その際、彼らのツアーのタイトルを聞いて、名前をつけたんだそうです」(音楽関係者)

 焼いた鮭ハラスに、ワサビを添えるだけなので、ぜひ自宅でも試してほしい。

「鮭の身の赤い色素“アスタキサンチン”には、高い抗酸化作用があり、細胞の老化を抑制します。ハラスの脂身部分は、血液サラサラ効果のある“オメガ3脂肪酸”が豊富。血流を改善し、下半身の精力維持につながります」(松田氏)

■渥美清や北島三郎も!

 勝新と同じく、魚が好物だったのが、『男はつらいよ』シリーズの寅さん役で知られる、俳優の渥美清

「知人の紹介をきっかけに、愛媛の旅館にお忍びで通うようになり、そこの名物の『鯛めし』を決まって食べていたそうです。鯛はアミノ酸が豊富ですから、英気を養っていたのかもしれませんね」(芸能関係者)

 近海で獲れた天然の鯛の身を、米と白しょうゆと一緒にふっくらと炊き上げたその味は、今もお客さんをトリコにしているのだとか。

●演歌の大御所の特製赤飯

 炊きこみごはんといえば、演歌歌手の雄・北島三郎の大好物も「赤飯」。ただ、普通の赤飯とは、ひと味違うのだという。

「小豆の代わりに、甘納豆を使った特製の赤飯が、北島家の伝統の味だそうです。実は、この“甘納豆赤飯”は、北島さんの故郷である北海道の郷土料理。北島さんはこの赤飯を、舞台の初日に必ずみんなにふるまっていました」(夕刊紙記者)

 豆類は健康食の定番。もちろん、下半身にも効く。

「“畑の肉”と呼ばれるように、植物性タンパク質が豊富で、精力増強が期待できます。また、食物繊維を含むので、腸内環境が整えられ、免疫力の向上につながります」(松田氏)

■YAZAWAの“活力の源”

 同じ豆料理でも、ロックスターの矢沢永吉が好んで食べるのは、「ピータン豆腐」だという。

「あまりプライベートを明かさない永ちゃんですが、2005年放送の『情熱大陸』(TBS系)では、行きつけの中華料理店で食事する場面がありました。

 そこでは“いつもの”と、ピータン豆腐を注文。独特の味わいの逸品だそうです」(音楽ライター)

 実はピータンも豆腐も、精力増強食材なのだとか。

「特に、アヒルの卵を発酵させたピータンに含まれる亜鉛は、男性ホルモンの分泌を促したり、内臓を若返らせたりする働きがある。まさに、生涯現役にピッタリの食材です」(松田氏)

 74歳にして衰えないバイタリティは、ここから生まれているのかもしれない。

■郷ひろみ“納豆”の秘密

 豆好きの歌手は他にも。「納豆」を好んで食べるというのは、郷ひろみ。食べ方にも、独自のこだわりがあるようだ。

「郷さんは健康のため、食事中に1口30回噛むことを徹底しているそうですが、納豆は必ず200回かき混ぜるそうです。それが一番おいしく感じるのだとか」(女性誌記者)

 68歳の今でも、変わらぬ若々しさを保っている郷。その秘密は、食生活にあるのかもしれない。

「確かに、たくさん咀そ 嚼しゃくすると、体の代謝が高まり、メンタルバランスが整うなどの効果があります。

 また、納豆をたくさん混ぜることで“納豆キナーゼ”という栄養素が増えて、腸内環境が整い、免疫力を高めるといった働きが期待できる。理にかなっていますね」(松田氏)

■タモリ行きつけの日本そば

 最後は、お笑い芸人。「ビッグ3」の一人で、美食家としても知られるタモリが、こよなく愛しているのは「日本そば」。全国各地に行きつけの店があるという。

「そばに含まれる“ポリフェノール”は、肝臓を若く保つ働きがあります。活力増強はもちろん、お酒が好きな人にとっては心強い味方です。また、そばを茹でたそば湯にもポリフェノールがしみ出ているので、締めに、そば湯を飲むのも有効ですよ」(前同)

■立川談志はウナギが大好物

 一方、“落語界の風雲児”とうたわれた立川談志は、「ウナギ」が大好物だった。

「森鴎外や谷崎潤一郎など、名だたる文豪も通った名店『伊豆榮』(東京・上野)をひいきにしていて、ウナギが二段重ねになった『殿重』をよく食べていました。

 ちなみに、立川流の弟子たちの昇進試験も、この店の別館で行っていました」(芸能関係者)

 夏のイメージもあるが、実は天然ウナギの旬は秋冬。味も栄養価も一段とよくなるのだとか。

「漢方医学で、ウナギは体を温める食材に分類されていて、冬に食べるにはうってつけです。さらに天然物は身が締まっていて、低脂肪高タンパクの理想のエネルギー食。食べる際はぜひ、ぜいたくして、天然物を選んでください」(松田氏)

 さぁ、スターたちの生涯現役メシを見習うべし!

■阿部寛、役所広司…まだある!国民的スターたちの「生涯現役メシ」

阿部寛 焼き芋 1日に4本は食べるとか。ビタミンCが摂れて若返りに◎。

五木ひろし ヒレカツ 豚ヒレ肉は、ヘルシーかつビタミンが豊富で、理想の食材。

梅沢富美男 ホイコーロー 得意料理の一つ。豚肉、野菜のダブル効果で健康によい。

金田正一 鍋料理 キャンプ中は栄養満点の「金田鍋」を自分で作って食べていた。

加山雄三 鶏豚鍋 加山家秘伝の鍋。鶏、豚、根菜類がたっぷりで栄養満点。

黒澤明 肉料理 毎晩、牛肉を食べていた。巨匠の力の源は牛肉にあった?

志村けん レバー 焼き鳥店で必ず注文していた。鶏レバーは、内臓によい。

高倉健 コーヒー 1日50杯飲んだとか。心血管疾患リスクを下げる効果が。

武田鉄矢 玄米 玄米には、男性ホルモンを増やすマグネシウムが豊富。

ダルビッシュ有 焼きおにぎり 冷凍のものは食後の血糖値上昇が抑えられると、主食に。

千代の富士 スッポン 週1で食べていた。スッポンのコラーゲンは若返り効果大。

原辰徳 しゃぶしゃぶ 巨人の常宿の名物。牛肉に含まれる亜鉛が活力増強に。

星野仙一 揚げもなか 実は甘党。あんこは食物繊維が豊富で、腸に◎。

松井秀喜 カレー 松井家特製の一皿。隠し味のニンニクでスタミナアップ。

三浦知良 おはぎ「全国おはぎ協会会長」を自称。栄養補給にピッタリだとか。

室伏広治 トマト 毎日、食べたいほど好物。リコピンやビタミンなど栄養の宝庫。

役所広司 ピーナッツ 幼少時代からの好物。ピーナッツには老化予防効果あり。

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