2023年第3四半期スマートフォン欧州市場における出荷量を発表〜前年同期比11%減少に〜 (2/4ページ)

バリュープレス



また、スマートフォン欧州市場の見通しに関して、カウンターポイント社アソシエイトディレクターJan Stryjak氏は次の通り述べています。
「市場は引き続き縮小しているものの、iPhone 15シリーズやSamsungの第5世代折りたたみ型といった大型新商品の投入で減少幅が抑えられた。成長に転じるには至っていないものの、減少率は鈍化しており、年末の第4四半期は悪くないと楽観的に我々は予測している。とはいえ、経済状況は厳しいままであり、人々は手持ちの機種を買い替えず、これまで以上に長く使い続けようとしている。従って、ここ当分、市場はおとなしいままだろう。」

2023年第3四半期スマートフォン欧州市場サマリー

・Samsungは、前年同期比で15%減少し、第3四半期として2011年以来の最低を記録した。新しい折りたたみ型が発売され、この地域でまずまず好評である。それによって下げ幅はある程度抑えられた。

・Appleは、前年同期比で3%減少し、第3四半期として2014年以来の最低を記録した。しかし、シェアは第3四半期として過去最高の24%に達した。iPhone 15シリーズの需要が積みあがっているため、次の四半期も同社が主役となる可能性が高い。

・Xiaomiは、2023年第3四半期に13%減少したものの、東欧では35%のシェアを確保し、トップの座を守っている。同社は現在もロシア市場で事業をしており、西欧の一部(フィンランドなど)の市場では、これがマイナスに働いている。

・HONORは、トップ5社の中では唯一、前年比で成長したメーカーである。Huaweiから分離する前のレベルにほぼ達している。同社は他の中国メーカー(OPPOなど)からシェアを奪う可能性が高い。

・Transsion傘下のTECNOとInfinixは、この地域でそれぞれ192%と518%の急成長を果たした。両社ともロシアが主要市場である。今後は中国メーカー間の競争が激しくなるだろう。また、SamsungやAppleの並行輸入品も存在し続けるだろう。

・OPPOのこの地域に対する姿勢が不透明で、それが出荷台数の前年同期比23%減少という結果にも表れている。

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