ワンダーフェスティバル2024[冬]2024年2月11日(日)幕張メッセで開催!「北斗の拳」40周年企画「我が造形に一片の悔い無し展」開催!前売り入場券も発売! (9/10ページ)

バリュープレス

長らく1~3ホールを主にメーカー等企業ブースを集めたエリア、4~8ホールを主に一般のアマチュアブースを集めたエリアとしてきましたが、今開催からは配置を変え、1~6ホールを一般エリア、7・8ホールを企業エリアとしました。実に14年続いてきた「慣習」への大ナタ、変革となります。

 いわゆる「コロナ明け」以降、一般エリアの活気はコロナ禍での抑圧を跳ね返すかのように上昇しており、前開催(2023[夏])は最終的に約1,900組のアマチュアディ―ラーが出展しましたが、今開催はそれを上回る約2,000組が出展予定です。 アマチュアディーラー急増の要因としては、デジタル造形の急速な普及と、既存キャラクターに頼らないオリジナル作品の台頭が挙げられます。また、一般参加者として初めて来場される方も増えており、場内でリアルな造形作品やディーラーたちの圧倒的な熱量に刺激を受け「自分でもつくってみたい」と次の開催からディーラーに転身する例も少なくありません。 

 一方、大小問わずメーカー等企業においては、コロナ禍によってフィギュアを生産する中国の工場の生産力も落ち、船便の手配も難しくなり、円安が追い討ちをかけて中国での生産は非常に厳しいものとなっています。この状況は全体的な価格の上昇と生産量の減少を招き、イベント限定品の企画、生産も困難となりました。多くの企業はWFなどのオフラインイベントから距離をおき、オンライン販売にシフトしていったことから出展企業が減少、出展してもブース面積を縮小する傾向にあります。この状況を受けて、実行委員会内で協議と検証を重ねた結果、企業エリアの縮小と一般エリアの拡大に踏み切り、一般エリアの卓数を大幅に増やしました。しかし、それでもアマチュアディーラーの増加に追いつかずまたも抽選となり、落選の憂き目を見た方々には申し訳なく思っています。これは引き続き向き合っていかなければならない課題です。

 先に触れたアマチュアディーラーの隆盛は、日本国内に止まらず海外にも及んでおり、2019年の中国・上海から始まり、北京、バンコクと開催地を増やしてきた海外WFでも見られます。日本のWFは2025年に40周年を迎えますが、WF第一世代の私などもう66歳。周囲のスタッフ、関係者そして参加者にも50~60代の方々が増えてきました。

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