中森明菜、安室奈美恵、伊藤蘭と趣里の親子共演…徳光和夫と読者が見たい!NHK紅白歌合戦2023開幕【画像】2本当に見たい!紅白出場者リスト

日刊大衆

写真はイメージです
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 若者向け路線に舵を切った『紅白』。でも俺たちが本当に聞きたいのは、早口な歌ではなく、心に響くあの曲。11月13日、大みそかに放送される『第74回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。

 この発表を受け、徳光和夫は、ニッポン放送『徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー』で、こう発言。

「本当に申し訳ないんでありますけど、60%の方がお名前も顔も存じ上げずに、今後、おつきあいすることもないだろうな、というような感じであります」

 これと同じような感想を持った読者も多いのではないだろうか。

 ならば、せめて本誌だけでも、夢の紅白を開催! 誌面だからこそ実現可能な、最高のステージを皆様にお届けしよう!

 紅組、トップバッターとして会場のボルテージを一気にブチ上げるのは、この人。2018年9月の引退から5年、待望の復帰の舞台は紅白しかない!

 安室奈美恵(46)が、あの日と変わらぬ歌声で『Hero』を歌い上げた。

「産休入り前、最後の紅白で59.1%、98年に復帰を果たして64.9%と、歌手別視聴率1位を獲得。17年の引退前の紅白でも48.4%で再び1位ですから、まさに“視聴率女王”です」(放送作家)

■松平健がマツケンサンバ2

 いきなり紅組優勢に傾いたムードを引き戻すのは、あの軽快なイントロとステップ。白組トップは、松平健(70)の『マツケンサンバ2』で決まりだ。

「昨年の紅白では、同曲で前半のトリを任され、豪華絢爛なステージで大いに番組を盛り上げました。今年は新曲をリリース、マツケンサンバとコラボしたカフェが大盛況になるなど、マツケンの年でしたね」(音楽関係者)

■『北ウイング』をセルフカバーして話題

 続く紅組は、9年ぶりの中森明菜(58)の出場で、一気に大攻勢。

「14年、ニューヨークからの中継で12年ぶりに紅白復帰。“ご無沙汰しております”と笑顔を見せ、ファンを喜ばせました。

 今年は『北ウイング』をセルフカバーしたことが話題になり、ナマ出演を望むファンの声は大きくなるばかりです」(前同)

■郷ひろみや谷村新司、キャンディーズも

 中森の静かな歌声の余韻を吹き飛ばすのは、白組・郷ひろみ(68)の「ジャパーン!」の雄叫び。15年にトップバッターで登場し、出演者全員を巻き込んでの『2億4千万の瞳』で会場を大いに盛り上げた。

 そして谷村新司(74没)の『アリス』、『キャンディーズ』、『ピンク・レディー』の登場で、前半の盛り上がりは早くも最高潮に。

「今年の紅白の話題の一つが、元『キャンディーズ』のメンバー、伊藤蘭の46年ぶりの紅白出場。“当時は3人で心強かったこともありますけど、今回は1人。でも、心の中では、いつも3人です”と意気込みを語り、ファンを喜ばせました」(テレビ誌記者)

 朝ドラ『ブギウギ』のヒロインを演じる娘・趣里(33)との親子共演にも期待したい。

■スーパーアイドルを迎え撃つのは西城秀樹

 2組のスーパーアイドルを迎え撃つのは、西城秀樹(63没)。紅白を愛する昭和歌謡ライターの田中稲氏は、西城の紅白出場を強く推す。

「メドレーで見たいくらいですが、1曲を選ぶなら、1974年の紅白のトップバッターで歌った『傷だらけのローラ』。怪傑ゾロのマスクをつけてのパフォーマンスは、昭和の紅白の名場面の1つです」

■越路吹雪は忘れられない

 紅白の名場面といえば、第2回紅白での越路吹雪(56没)の『ラストダンスは私に』も忘れられないという声も多い。

「出場予定の松島詩子がスタジオに向かう途中で事故にあい、急遽、代役で出ることになったんです。

 越路は泥酔状態でしたが、圧巻のパフォーマンスを披露。プロ根性を感じた瞬間のあの歌声を、もう一度、紅白の舞台で聞いてみたい」(芸能プロ関係者)

■藤あや子「歌の力」

 歌の力ということでいえば、藤あや子(62)も忘れてはいけない。

「東北出身の藤さんが2011年に披露した『あや子のお国自慢だよ〜がんばろな東北!紅白スペシャル』。特別バージョンの歌詞に、全国民が勇気づけられたのでは。あのステージには、人々を明るく前向きにするパワーがありました」(前出の田中氏)“不仲説”も浮上した幸子と美川が激突!

■小林幸子と美川憲一のド派手な衣装対決

 そして、紅白といえば、やっぱりコレ! 小林幸子(69)の『おもい出酒』と、美川憲一(77)の『さそり座の女』で、紅白名物のド派手な衣装対決が復活!

「特に小林は、06年、NASA開発の特殊リフトを使った、高さ8メートルまで上昇する“火の鳥”。09年の小林そっくりの巨大像“メガ幸子”と、エスカレートする一方。バカらしくも夢がありました」(舞台演出家)

 2人の間には不仲説も囁かれたが、「実際は仲がよく、2人で口裏を合わせて紅白を盛り上げるために、わざと人前で口を利かないようにしていたそうですね」(前出の音楽関係者)

■和田アキ子と新しい学校のリーダーズのコラボ

 紅組、前半戦ラストは和田アキ子(73)にお任せ。披露するのは『古い日記』だ。

「今年の紅白に初出場する『新しい学校のリーダーズ』が歌う『オトナブルー』は、『古い日記』をオマージュして大ヒット。

 和田も、歌手として久々に注目され、紅白でのコラボも噂されていました。彼女の復活に期待したいですね」(夕刊紙デスク)

■吉幾三、八代亜紀ベテラン演歌がっぷり四つ

 さて、後半戦。白組・吉幾三(71)の『雪国』、紅組は八代亜紀(73)の『舟唄』と、ベテラン演歌ががっぷり四つ。続く、玉置浩二(65)は『田園』、ちあきなおみ(76)は『夜へ急ぐ人』を披露する。

「玉置は、『田園』で、1996年の関東地区瞬間最高視聴率の59.9%を記録。

 24年ぶりに出場した2020年にも、同曲をオーケストラとのコラボで披露。プロが認める、歌がうまい歌手ナンバー1の実力を示しました」(芸能記者)

 一方のちあきも、伝説を作った一人だ。

「1977年の紅白で『夜へ急ぐ人』を披露したんですが、髪を振り乱し、何かに憑依されているかのような神がかったパフォーマンスを見せたんです。

 お祭りムードの会場の空気は一変、白組司会の山川静夫にも“なんとも気持ちの悪い歌ですねぇ”と言わせました。令和の視聴者も、度肝を抜かれるはずです」(田中氏)

 一変した空気を心地よい歌声で包むのは、紅白未出場の山下達郎(70)。竹内まりや(68)との夫婦対決だ。

■桑田佳祐、松田聖子も

 そして、平成最後の紅白の大トリを務めた『サザンオールスターズ』が『いとしのエリー』を、貫禄たっぷりに歌い上げる。

桑田佳祐は2011年に食道がんを患いましたが、現在は元気いっぱい。18年の紅白で“キス共演”した松任谷由実とのデュエットソングも話題になっています」(音楽ライター)

 対する紅組の松田聖子(61)は、の娘・SAYAKAの死を乗り越え、紅白にカムバック。

「14年、初の大トリを飾ると、歌手別トップの視聴率47・5%を記録。一方で、『あなたに逢いたくて〜Missing You〜』をアレンジして歌ったことに、否定的な声も。そこも聖子らしい」(前同)

■北島三郎、矢沢永吉、中島みゆき…フィナーレに向けて大御所が続々と登場

 続く矢沢永吉(74)のシャウトを受けて立つのは、中島みゆき(71)だ。

「02年以来、2度目の出場となったのは14年。当時放送中の朝ドラ『マッサン』の主題歌『麦の唄』を歌いました。当日はヒロインを演じた、シャーロット・ケイト・フォックスが駆けつけ、中島の歌に感動し、涙を流す姿も美しかったですね」(田中氏)

 そして、昨年の紅白が、最後のライブパフォーマンスとなった加山雄三(86)が、一夜限りのカムバックで『海 その愛』を熱唱。

 フィナーレへの気運が高まったところで登場したのは、昭和の日本を代表する2大歌手、白組・北島三郎(87)と、紅組・美空ひばり(52没)。『まつり』と『川の流れのように』に、万雷の拍手と歓声が贈られた。

 日本テレビ入社1年目から歌番組を担当していた徳光は、「美空ひばりさんの歌のすごさや、北島三郎さんの表現力に圧倒されました」と、過去のインタビューで話している。2人のステージを見れば、徳さんの目からも涙が……!?

●大トリは!

 豪華すぎるバトンを受け、トリを務めるのは沢田研二(75)と、“トリの史上最年少記録”を持つ山口百恵(64)である。

 2人は1978年の紅白で、それぞれ『LOVE〜抱きしめたい〜』、『プレイバックpart2』を披露。

「演歌歌手が務めてきたトリを、初めてポップ歌手が務めました。百恵さんは、固有名詞を使えないNHKでは“真っ赤なポルシェ”と歌えないのでは、と議論を呼びましたが、実際は、しっかり“ポルシェ”と歌っていましたね」(田中氏)

 そして観客総立ちの中での大フィナーレへ。夢の舞台が終幕した。

【画像】2023年&本当に見たい!紅白出場者リスト

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