【鈴鹿高専】専攻科卒業生のバイオフィルム抑制に関する論文が掲載、現在は企業の技術者として活躍 (1/2ページ)
鈴鹿工業高等専門学校(三重県鈴鹿市 校長:竹茂 求 以下「鈴鹿高専」)の専攻科を卒業された青山なつさんが、在学中の卒業研究及び特別研究の成果をもとに論文を執筆・投稿し、今年11月はじめに学術誌materials(MDPI出版)に掲載されました。本論文は抗バイオフィルム材料開発を進めるための重要な情報となり、抗バイオフィルム加工品の普及に貢献されることが期待されます。
◆研究概要と背景
細菌の作用によって様々な製品上に形成されるバイオフィルム、いわゆる“ぬめり”は、これまでは薬剤によって処理されていました。しかしながら、この方法ではどうしても製品自体への影響をある程度避けることができないことと、環境や人体に必ずしもいいとはいえません。本研究では直接製品とその構成材料に影響を与えず、環境や人体にも害のない交流電磁波を与えることで、ぬめりを低減することを提案したものです。
実験の対象とした菌は大腸菌と表皮ブドウ球菌で、菌種によりバイオフィルムの抑制効果は異なりますが20kHz程度の交流電磁場により二種の菌ともバイオフィルムの形成が抑制されました。